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 性格的に些細なことに拘るところがある。世間ではコロナ騒ぎでいろいろな生活様式が変わったようだが、人と同じようなことで自分の生活も変わったなどという話題は敢えて話してもおもしろくはないだろう。我が家の自宅の輪ゴムのストックが無くなったことが一大事なのである。
 コロナ騒ぎで毎日のように私が行くスーパーでは、衛生面の理由から、トングを使いバイキング方式で総菜を選ぶやり方がなくなった。すべてパック詰めになった。かき揚げの天ぷらやコロッケは、プラスチックケースまたは透明の袋にセルフサービスで詰めて輪ゴムで止める。そういう買い方をずっとしていて、自宅で使う輪ゴムなどは自分でわざわざ買い求めなくともそれらが自ずと溜まって、カレンダーのフックのところに引っ掛けていたのである。これはどこの家庭でも同じようにやっていることなのかもしれない。ある程度溜まると、奥の方にある古いものは死後硬直のように硬くなって使えなくなってくる。それらはたまに処分する。
 ついに我が家の輪ゴムの在庫が無くなり始めた。スーパーのルートで入手できなくなった。どうしよう。当たり前のことだが文具店とか百均に行けば手に入る。しかしこんなものをわざわざ買うことにもいささかの抵抗がある。生まれてこの方輪ゴムなど買ったことはない。
 先日、スーパーに出掛けてお昼に天ぷらでも食べようと総菜コーナーに行ったら、舞茸の天ぷらが透明袋にくるまれて、懐かしい緑の輪ゴムで止められてあった。お昼はこれだと、すぐに手を伸ばして取って買い物かごに入れた。舞茸の天ぷらも旨かったが、輪ゴム1本も重宝がった。

  伸びきって寿命が尽きている輪ゴム   博史



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「新しい日常」として輪ゴムが無い”にコメントをどうぞ

  1. くみ on 2021年8月15日 at 11:52 AM :

    今日は🎵
    私も時々 スーパーの天ぷらにはお世話になっています。その時は 必ず 輪ゴムは2本貰ってきます。(自分で紙袋へ入れるから) (笑)

    • 三上 博史 on 2021年8月16日 at 9:18 AM :

      ありがとうございます。
      こちらのスーパーでは、トングと輪ゴムはすっかり消えてしまいました。すぺて既にバック詰めされています。
      トングを持ちながら、鮭の切り身や天ぷらの大きいのを選んで詰め込んでいた時代が妙に懐かしい感じです。

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