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  胃と食道を慈しむ

                                                                                                                川柳作家 三上 博史

 逆流性食道炎という病気がある。酒飲みでこれに罹っている者は意外と多いのではないか。私は医療従事者ではないので専門的なことは説明できないが、要するに暴飲暴食が主な原因である。現役だった頃の職場には糖尿病や痛風持ちが結構いたが、逆流性食道炎で薬を服用している者も何人かいた。
 これと似たような病気で食道裂孔ヘルニアというのがある。昨年受けた人間ドックの内視鏡検査で、私にこの診断が下された。偶に胸やけしていたのだが、その原因が判ったようである。軽度のものなので、消化器内科受診の紹介状は出されなかったが、最近少し気になってきた。
 はっきりと申せば私ももう歳である。来月には古希を迎える。週一で晩酌しているが、その一回が待ち遠しくて結構飲んで食ってしまう。そして胸やけが起きる。気の所為かもしれないが、その頻度が以前より増えてきたような…。うーん、実に悩ましい。どうしようか。今後はある程度セーブしないといけないのか。
 齢を重ねながら酒を飲む楽しみが先細りしていくのだろうか。あまり贅沢するような生活はしていないのだから、お酒ぐらいは心行くまで飲ませてもらいたいものであるが…。でもこれからは少しずつ用心しよう、っと。

  もう酒に呑まれることもない老後
               博史

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