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 ローカルな話題になるが、私は東武宇都宮線を時々利用している。以前に話した「読む会・飲む会」の集まりは毎月第一日曜日にあるので、必ずこの路線を利用して宇都宮へ向かう。30分弱の乗車時間。単線だがそこそこに本数はあるので便利に感じている。
 今回のコロナ騒ぎで乗客数がガクンと減った。地元の高校生が乗らない昼間の車両は、箱だけが走っている感じがした。踏切りなとで列車を眺めていると、本当に寂しく思った。学校が再開して少しずつ乗る生徒の数が持ち直してきたことが素直に嬉しい。
 東武宇都宮線は数年前にワンマン運転になったが、洒落たアルミ製の新型車両に変わり、車内の案内表示も都会的になった。4両編成は変わらないが、ドアの開閉がボタン式になった。これはいい。乗車・降車する人がいる場合のみドアがボタンで開く。真冬の寒さ、真夏の暑さに役立った。空調のロスがかなり省かれただろう。
 ところがコロナである。3密を踏まえて換気のために冷房中でも窓は少し開けらているし、ドアも駅に停車するたびに全部自動開閉されて元に戻ってしまった。せっかく新型で快適になったのに残念な話しである。経費をかけて折角導入した東武鉄道も残念がっているのではないか。まっ、大手私鉄なので大丈夫だと思うけど。
 子供の頃から利用している東武宇都宮線、かつては冷房など付いていなかったがかなりの利用者がいた。私の使う壬生駅のロータリーには、今から50年以上前何と売店があったのを憶えている。近くの踏切りは自動ではなく、踏切り番の人がいて、遮断機の上げ下げをやっていた。四季を通じて大変な作業、しかも責任重大な仕事だったと思う。今では想像できない話しである。
 電車に乗っていく宇都宮は子供の私にとっては都会だった。映画を観に、アイススケートをしに、ボーリングをやりに、プールへ泳ぎによく行ったものである。デパートもいくつもあった。屋上は遊園地になっていた。
 コロナの所為でガラガラに空いてしまった車両が哀れで、急に昔のことを思い出してしまった。



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