インフレと物価高
インフレとは通貨価値の下落をさす。同じ通貨で交換できる物の価値が下がる現象であり、要するに物の販売価格が上昇する訳である。物価高は物を購入するのに、以前より多くのお金が必要となることを言う。
インフレと物価高は同じことを意味しているが、文脈の中で微妙に使い分けられる。インフレは、かつてよく言われ...【続きを読む】
認知症の取り扱い
10月に著名な女性声優が亡くなった。テレビニュースでは各局がこのことを大きく報道していた。訃報に接した一般市民へ街頭インタビューなどを行い、その驚きと悼む声がいくつも紹介されていた。
この方は、亡くなる前に認知症を長く患っていた。ニュースではそのことに全く触れていなかった。翌日の新聞報道では認知...【続きを読む】
万歩計と体重計さらに卓上カレンダー
万歩計(これは商品名なので「歩数計」と言った方が適切なのかもしれないが)を着け始めて20年以上になる。きっかけは川柳大会の賞品だった。当時はまだ40代前半だったので、こんなものが何に役立つのかと見向きもせず放っておいた。その後、人間ドックで尿酸値が高くなったことが判明し、運動しなければいけないと謙...【続きを読む】
法の無力性について
9月に再審無罪となった袴田事件のことは、今年の10大ニュースにおそらくランクインする話題になるだろう。それほど大きな衝撃を与えた出来事だった。
平成26年に死刑及び拘置の執行が停止されて袴田巌さんが釈放された時から、これからどうなるのだろうと私はものすごく気になっていた。その後の進展はいろいろあ...【続きを読む】
尾崎一雄「虫のいろいろ」から
尾崎一雄(1899~ 1983)の短編小説「虫のいろいろ」を若い頃に読んで、ずっと惹かれるものがあった。今更ながらネットを検索すると、本文があったので以下に抜粋する。
[それからまた、私は、世にも珍らしいことをやってのけたことがある。額で一匹の蠅を捕まえたのだ。
額にとまった一匹の蠅、そいつを追...【続きを読む】
奇跡は起こらない
平成23年3月11日に起きた東日本大震災で、岩手県釜石市の3,000人近い小中学生のほぼ全員が避難して無事だったことは「釜石の奇跡」と呼ばれている。
生徒達が迅速に対応できたのは、釜石市内の学校が数年間取り組んできた防災教育プログラムの成果によるものだった。だから地元の関係者の中には、この取り組...【続きを読む】
歴史の有用性・応用性について
2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻から既に2年半以上が経過する。最近の話題は、中東におけるイスラエル軍のガザ侵攻の激しさに目が奪われてしまいがちである。他国同士の紛争や戦争(両者に決定的な違いがあるのかどうかよく分からないが)というものは、長引いて膠着化・泥沼化すると残念ながら話...【続きを読む】
続・五十肩
五十肩になったことは、2021年10月12日のブログ「五十肩が治った!?」で紹介したが、3年ぶりに再び症状が現れた。前回は左肩だったが、今回は右肩だった。
猛暑の八月、寝苦しくて悪い寝相だったからそうなってしまったようだ。朝起きてから右肩に違和感を覚えた。そのままにしていたのだが、その夜に腕立て...【続きを読む】
秋の愁いと憂い
7月24日のブログに「道のりは長い 」を書いた。30数年の川柳人生の総括みたいなことをしようと、過去に詠んで活字になった自作をすべて引っ張り出してきて、全句集出版のための編集(選句して入力する作業)を始めることにしたのである。
そのブログには、会員である柳誌、大会結果の発表誌などのファイルが山の...【続きを読む】
偏頭痛卒業間近
若い頃から軽度の偏頭痛に悩まされていた。まず閃輝暗点(せんきあんてん)の徴候が出現する。これは偏頭痛持ちの人しか分からない症状である。なかなか説明しづらいものであるが、簡単に言うと、痛みの前段階として何かを見ながら眼がちかちかする感じが出てくるのである。
この気配を偏頭痛の度に経験すると、この後...【続きを読む】
続・マラソン記録について
前回からの話しの続きでしつこくなるが、思い出深いマラソン記録の話題(笑い話みたいなもの)を紹介したい。
30代の頃、職場内で仲間を募りランニングクラブを結成した。栃木県内のみならず茨城、群馬、福島、埼玉の隣接県で開催されるマラソン大会に月1回は参加しようという集まりである。10名前後のメンバーに...【続きを読む】
マラソン記録について
前回からの続きのようになるが、運動神経の鈍い私が持久走だけはそうでもないことに目覚めたのが高校生の時だった訳である。大学5年間は運動などほとんどしなかった。それでも何か体を動かした方がよいと考えて、入学時に山歩きのサークルに入った。しかしこれも2年の時に辞めてしまった。以来、卒業までは運動らしいこ...【続きを読む】
長距離耐久レース
私の卒業した高校は男子校だった。毎年秋に長距離耐久レースと呼んでいた校内マラソン大会が実施されていた。校外を37km程度走らせるものである。全校生徒が対象だが、各学年315名(45名×7組)のうち、出場するのはおそらく300名弱ぐらいだったと思う。万一のために、出場する生徒には心電図検査を事前に受...【続きを読む】
やっちまった!―セルフレジにて―
その日は、9月の下旬になろうとするのにまだまだ残暑が続く平日の昼下がりだった。いつものように昼寝した後の日課であるサイクリングを終え、行きつけのスーパーに立ち寄った。
クレジットカード払いにすると全商品が5%割引になる日だったので、何か安い物があればどんどん買おうと考えていた。でも予想外の暑さの...【続きを読む】
扇風機の首振り機能について
落語に「けちくらべ」という演目がある。世の中にどれほどけちな人間がいるか、それを競い合う噺である。いろいろな題材を持ってきておもしろおかしく紹介するので、聴いた方は多いと思う。
その中に扇子を使ったものが出てくる。こんなやりとりである。
「あなたの持っている扇子は、どのくらいの間お使いになってい...【続きを読む】
首筋の瘦せ具合
6年前のことだが、初孫が生まれてまだ2、3か月の頃、お風呂へ一緒に入って沐浴させたことがある。娘に湯船の中で孫を抱きかかえる様子をスマホのカメラで撮ってもらった。後からその画像を見て、30年近く前、私の父が孫である私の娘を同じように抱いて撮った写真のことをふと思い出した。
それぞれの画像や写真に...【続きを読む】
加齢と幽霊について
齢を重ねて老境に近づいてくると、自分が生きていくことに対して少しずつ開き直ってくる。今更若気の至りを後悔しても何も始まらないと考えるようになる。
自分の周辺に存在するものや存在すると言われるものに対して、一々憎悪や恐怖の念を抱くといういうことがある意味で面倒くさくなる。蚊に刺されれば、それをじっ...【続きを読む】
擂り胡麻と胡麻擂りの家
先日行きつけのスーパーへ向かうと、店頭に袋入りの「すりごま」が並べられているのに気がついた。100円程度である。無性に懐かしくなって手に取り、思わずカゴに入れてしまった。
多分子供の頃からのことだと記憶しているが、我が家では擂り胡麻を重宝にしていた。そうめんのごまだれや正月に用意するなますなどの...【続きを読む】
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