腕時計の時間について
私が何につけ辛抱の足りない人間であることは、以前ここで既にカミングアウトしている。おそらくそれは発達障害的な側面もあるのだろう。
大学に入学してから、90分の授業に慣れるのが実に大変だった。高校生の時代とは違って、2倍近い時間をずっと座っていなければならない。時計の分針が一回りして、さらに180...【続きを読む】
上がってお茶でも飲んでいったら
地方の生まれ育ちなので、誰か来客があると、とりあえず家の中へ上がってもらい、お茶を出すという習いが大体どの家でもあった。わざわざ応接間には招じ入れない。茶の間が普通である。縁側になることもあった。農家なら土間があるので、そこの上がり框(かまち)に座ってもらう場合が多い。お茶とお茶菓子を出す。適当な...【続きを読む】
炊飯器が壊れた
先日、我が家の電気炊飯器が故障した。朝起きて気がついたら、タイマー設定していたのにご飯が全く炊けていなかったのである。取扱い説明書を引っ張り出してきてエラー表示を調べると「販売店に持って行ってください」との説明。うーん、やっぱりダメかとの思いが脳裡を過る。
とりあえずお米は鍋で炊いて何とか朝食を...【続きを読む】
道のりは長い
2月に「令和川柳選書 ほぼほぼとほぼ」(新葉館出版)が刊行されて、現段階で残された仕事は、柳歴30年を超える私の川柳人生をとりあえず総括するような句集の上梓である。
その心の準備はずっと以前からしていた。そしていよいよ取りかからなければならない。確実に迫ってきた感じである。実は、何も動いていなか...【続きを読む】
高価買取ということ
テレビのコマーシャルや新聞の折り込み広告などで、高価買取を謳った商売がやたら増えてきている。着物や皮革製品、時計・貴金属など、使わずに眠ってい家財(お宝?)をいかにも高そうに買い取ってくれる旨い話しでもある。あまり私には縁のないことだが、自宅の固定電話にまで、営業担当が「何かありませんか」と声をか...【続きを読む】
考える時間について
新聞をめくっていたら、軽度認知障害(MCIという言葉が使われる)の高齢者数は、65歳以上を対象にした場合、来年あたりにはほぼ6人に1人、全国で約564万人になるという記事に出遭った(2024年6月11日読売新聞東京本社版)。その中では、そうならないために食事・運動・会話の大切さを説いている。なるほ...【続きを読む】
欲望の天気予報
天気予報も今では精度が上がって、10日から2週間ぐらいの長さの予報を日々メディアから提供してくれる。これが頼りになるかと言うと、なかなかそうは思えない。日を追って、予報内容が修正(変遷と言った方が適切か)されていく。そして翌日、翌日近くになるとほぼ間違いないお天気情報になっている。
つまり、直近...【続きを読む】
J
昭和62年に日本国有鉄道が民営化されてJRとなった。前後して日本専売公社も同じく民営化されて日本たばこ産業株式会社、通称JTが設立された。かつての日本道路公団も一時期JHの略称で呼ばれていた。農協も今ではJAと呼ぶ方が通りがいい。日本郵政はJPである。
全国津々浦々、Jの付く言葉の花盛りという感...【続きを読む】
とちぶん事務局長・朝明編集委員長の任期が終わる
本年5月をもって、栃木県文芸家協会(通称「とちぶん」)の事務局長、及びとちぶんが毎年1回発行する総合文芸誌「朝明」の編集委員長の任期が満了となった。定年退職後7年を経過するが、そのうちの6年間(1期2年で3期)は事務局長と編集委員長の用務に追われるような日々だった。
振り返ってみると感慨深いもの...【続きを読む】
柿の木が死んだ
我が家の裏庭にある柿の木については、「柿食えば… 」(2022年11月21日)や「柿の不作」(2023年11月21日)でいろいろ書いてきたが、今年の春、この木が枯れて死んでいることを知った。
5月下旬に町のシルバー人材センターに庭木の剪定作業をお願いした。同センターも人材不足でなかなかすぐには来...【続きを読む】
値引シールとマスク
近所にあるスーパーがイマイチ盛っていない。店の中はいつもガラガラ。だから、陳列されている生鮮食品などの品数もあまり多くない。いや、品数が少ないから客が来ないのか。ここらあたりの事情はよく分からない。
しかし繁盛していないスーパーにも、実はそれなりのメリットがある。肉や魚、惣菜などの値引きである。...【続きを読む】
同窓会の影にあるもの
今から8年前、還暦という節目に中学校の同窓会が開かれた。40歳の時に開催して以来のことである。みんな仕事を持っていてまだ忙しそうであったが、各クラスで10名前後が出席していた。と、ここまでキーを打ちながら、この話しは2020年8月29日の「同窓会とクラス会 」で既に一度は書いていた。実は、その時に...【続きを読む】
えるじーびーてぃーきゅーぷらす
かなり曖昧な記憶で恐縮するが、確か中学生か高校生の頃(昭和40年代半ば)、テレビの民放で各局がやっている午後のワイドショーの一つを何気なく観ていたら、女性同士で結婚した夫婦を紹介する番組があった。
夫になる女性は、出生届の性別が男として提出され、爾後ずっと男子として両親に育てられた。もちろん外形...【続きを読む】
徘徊と彷徨
痴呆症が認知症と名称変更された2004年頃には、その症状の一つである徘徊という言葉もかなり普及されていたと記憶する。つまりこの言葉で、行ったり来たりうろつくことは認知症患者を特徴づけるものの一つとなっていた。だから、患者ではない健常者がそういう行動を取る場合には、徘徊するとは言わなくなった。徘徊イ...【続きを読む】
楤(たら)の芽、蕗の薹、茗荷、三つ葉、蕗、韮
一人暮らしになって今年の春は2回目となるが、拙宅裏庭に毎年生えてくる楤の芽を食べ始めた。芽はやたらに出てくる。だからタラの芽というのだろうか。そんな駄洒落を思いついた。Facebookに写真を載せたら、天ぷらにしたら美味いと勧めるコメントが多く寄せられた。一人暮らしには、正直に言って天ぷら料理は面...【続きを読む】
「戦場のジーニャ」について
前回からの続きのようにもなるが、2月25日(日)に放映されたNHKスペシャル「戦場のジーニャ〜ウクライナ 兵士が見た“地獄”〜」も凄い番組だった。
番組のホームページにはこのように紹介されている。
[テレビカメラマンだったジーニャ(35)は、不法に占領された領土を取り戻すため前線で戦うことに...【続きを読む】
「実録 マリウポリの20日間」について
わたしのドキュメンタリー好きについては、「ドキュメンタリー好き」(2022年1月27日)にいろいろ書いたが、最近も出色の作品に出遭った。NHKのEテレで毎週放映される「ドキュランドへようこそ」の中で、1月5日(金)と12日(金)、前編・後編の2回に分けて放映された「実録 マリウポリの20日間」がそ...【続きを読む】
形骸化した第二保証人
2020年11月、当時の河野太郎行政改革担当大臣が、行政手続きのうち99%以上の認印を廃止すると発表した。これで効率的な事務の遂行が図られたが、判子の意義はそもそも何なのか改めて役人と国民は認識したことだろう。よくもまあ、こんな無駄なことをやっていたものだと呆れ返っていい話しだった訳である。
さ...【続きを読む】
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