初任給9万円
私が社会人になったのは昭和55年4月である。大学卒業前の就職活動(その頃は「就活」などという言葉はなかった)で、本部キャンパスにある学生課の就職コーナーへ何度も行き、新卒の求人案内の掲示板をよく眺めた。その頃の一般企業における大卒の初任給は、大体安くて10万円台、高くて精々11万円、12万円台ぐら...【続きを読む】
私の文体について
このブログも書き始めて丸4年近くになる。ネタ探しに日々苦労しているが、何とか自分なりのペースで今まで続けてこられた。当初から、パソコンに向き合って入力作業をしながら気にかけていることがある。自分の文体のことである。
著名作家ではあるまいし、私の書き綴る文章に文体というほどのものが内在しているのか...【続きを読む】
専業主夫になりたい
高齢者になったこの歳で今更言うのも何か変と思われるかもしれないが、私は専業主夫になりたいという憧れを密かに抱いていた時期があった。子供の頃から働いてお金を稼ぐことにあまり魅力を感じていなかったのである。一生懸命に働いてたくさんお金を稼ぐ(そして裕福に暮らす)。そういったことを自分の理想像としてイメ...【続きを読む】
箱の蜜柑
娘の結婚相手が関西の和歌山県出身で、結婚して以来毎年、和歌山の実家から先方のご両親が蜜柑の御歳暮を送って来てくれる。進物用の蜜柑なので実に甘い。毎年12月初旬に有り難く頂戴し、毎日1個か2個食べるようにしている。風邪の予防にもなっている。
地元のスーパーなどで蜜柑の箱買いをすると、店員がレジで必...【続きを読む】
政治資金規正法?政治資金規制法?
政治資金規正法のことが、日々新聞に掲載されている。例のキックバックや還流が話題になっているからである。
私は67歳の今になって、「政治資金規正法」を「政治資金規制法」だと勝手に思い間違いしていたことに気がついた。新聞に毎日この法律の名称が載っているというのに、まさか規制ではなく規正だったとは…。...【続きを読む】
対岸の火事として眺めることは…
私の知り合いで、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナのガザ地区の問題について、あまり関心がないときっぱり言う者がいる。国際社会に紛争は付き物で、これを解決しようとすることは底に穴の空いたバケツに水を汲むような虚しさがあるからだという。人道的な見地からはどう考えるのかと訊くと、人道とは、その道から外れ...【続きを読む】
噓も方便はどこまでいいのか?
私は他人の話しの深読みができない。鈍感で人付き合いが不器用なタイプなのかもしれない。噓も方便をそのまま信用して失敗することがあるからである。素直過ぎるのはよくないのだろう。
しかし、噓も方便が人を傷つけることはよくある話しである。数年前、コロナの感染が拡大して川柳の集まりが軒並み中止になった。会...【続きを読む】
蒸しおこわと炊きおこわ
この間、亡父方の叔母さん宅へ行く用があった。久し振りに伺うと、80代半ばの元気な姿を見せてくれた。
和菓子が大好物で、60歳を過ぎてから自宅に隣接して小さなログハウスを建て、手作りの炭酸饅頭の一品だけを扱う小さな饅頭屋を開いていた。昔懐かしい炭酸饅頭へ郷愁を感じる客は今でも結構いるもので、10年...【続きを読む】
年賀状に対する複雑な感情について
ハガキが63円から85円へ、定型封書が84円(25g以下)から110円へと一気に郵便料金が値上がりするようである。大胆なやり方である。eメールやSNSの普及・浸透に押され、郵便物取扱い件数の減少による業績の悪化はどうにも止まらないものなのだろう。郵便事業はどう考えても負のスパイラルに陥っていると言...【続きを読む】
六波羅短大
子供の頃から言葉遊びが好きだった。新聞の広告やテレビのコマーシャルのキャッチ―な言い回しなどに対して、いつも敏感に反応した方である。漫才やコントをやっているテレビ番組で、当意即妙な言葉の掛け合いがなされる場面が出てくると素直におもしろいと感心したものだった。また、駄洒落もよく言って小学生の頃から周...【続きを読む】
飲み屋の支払い
毎月1回、文芸仲間との飲み会が宇都宮である。午後3時に集まって、持ち寄った自作(小説・随筆・詩・俳句・川柳など)を1人ずつ発表して2時間ほど合評する。その後は場所を移しての飲み会である。最近は数名程度に減ってしまった。
数か月前、飲み会の方で問題が発生した。いきつけの居酒屋が閉店となってしまった...【続きを読む】
やっちまった!ー冷や酒と親の意見は…ー
去年12月にあった忘年会で久しぶりにやってしまいました。冷や酒を飲み過ぎたのである。午前の句会が終わって正午から日本料理屋で忘年会は始まった。昼間の酒は、飲んだその後が何も出来ず長ったらしく感じられるので、私個人はあまり好きではない、飲まないでなるべく避ける方である。しかし今回は、素直に飲む雰囲気...【続きを読む】
全国模試の成績
私の大学受験生時代の話題については、既にいろいろと書いてきたが(2021年7月24日「受験の夏の思い出」、2022年10月3日「なぜ受験勉強したのか」)、まだ言及したいことは他にもある。
高校3年は私立文系(いわゆる「私文」)コースの3年6組だった。同じく7組も私文で、7クラスある3学年のうちの...【続きを読む】
幻のクラス会
中学校の同窓会やクラス会のことについては、以前にこのブログで書いてきたが、私しか知らない誠に残念な「幻のクラス会」がある。
60歳の還暦を迎えるというので平成28年の春に、昭和47年に卒業した我が中学校の学年同窓会を開いた。その時に今後は3年毎にやろうということですんなり話しがまとまり、3年後の...【続きを読む】
古書店巡り
今はインターネットが当たり前の時代で、何につけペーパーレス化される傾向が進行している。それ以前は紙媒体が主役の図書館や書店は一人で自由に楽しめる思考空間だった。
約50年前、大学生になって東京暮らしをするようになり、大型書店の凄さや公共図書館の充実ぶりに驚いたものだった。大学2年生になってから、...【続きを読む】
「社会の窓」とは何か?
去年の11月末、秋物から冬物への衣替えをしようと行李を棚から下して開けてみると、未使用の某肌着メーカーの申又が何枚も出てきた。13年前に亡くなった父親のものである。母親が下着の買い置きをしていて、遺品整理の際に、肌着を含めて父親の衣類の粗方は息子である私が引き取った。しかし、申又だけは使っていなか...【続きを読む】
鏡餅の二重構造について
2020年12月17日のブログに「我が家の餅つき | 三上博史ブログ (shinyokan.jp)」を書いたが、かつての三上家独自の鏡餅の食べ方をお教えしたい。
松の内が明けると、神棚などに上げられていた鏡餅は下げられる。それらをお汁粉にして食べることもあったが、我が家はフライパンで焼いて醤油を...【続きを読む】
テレビ初出演-その2-
〈その1からの続き〉 さて、収録時刻となった。選評・添削例を記載した手持ち書類(台本)を持ってスタジオに入る。明るいスタジオの中で芸能人の方々9人といよいよご対面である。本番前ということで皆さんも緊張しているのか寡黙である。胸にピンマイクを付けてもらい着席する。
バカリズムさんが句会の進行を担当...【続きを読む】
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