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 今更ながら正直に話すと、私は漫画をうまく読めない、だからあまり読まない。どちらかというと漫画を読むのが苦手な方なのである。こんなことはあまり人前で言ったことがない。恥ずかしいからである。発達障害と関係しているかも、などと以前自分なりに思ったりした。
 テレビのアニメは子供の頃よく観た。鉄腕アトムや鉄人28号などは茶の間のテレビにかじりついて楽しんだ。漫画の方は、少年マガジンや少年サンデーなどがよく読まれていた時代だが、漫画が苦手であることがバレない程度に時たまそれらを買って読んでいた記憶がある。
 なぜ漫画が苦手なのか。それは絵と文章が同時並行で展開されるやり方がどうしても馴染めないのである。だから美術書などもあまり好きではなかった。絵や図表を理解する脳と文字を読む脳の連係が、私の頭の中ではあまりうまくいっていないのかもしれない。というより、私の脳はどうも文字を読む方に軸足を置きたがる傾向が強いようなのである。
 自分自身について物凄く恥ずかしいと思っている違和感(劣等感)を持て余しながら仕方なく周りに同調すること、こういう経験は成長過程で誰にでも少しはあるのだろうが、私は成人になるまでずっと秘密にしていた。今ではもう高齢者への仲間入りが間近の年齢なので開き直ってしまっているが、大袈裟に言えばそれまでは世間の目を恐れていたところがあった。
 最近、有名人が発達障害的な性格・嗜好をカミングアウトするテレビ番組を観たが、人間というのは本当に人それぞれに特有の傾向を持っていて、それは単純に個性と呼んで済ませられないものでもあることを知った。それを抱えていることの苦しさとうまく向き合えてプラスに方向転換できれば長所を伸ばすことに繋がるのだ、などと言われても、言うは易くの話しで、当人の苦悩、苦闘というのは当人しか分からない場合が多い。その後の成長過程で、一時期の悶々とした時間も肥やしのようになっていたこともあるだろう。しかしそれはあくまでも振り返ってからの結果の世界である。
 漫画の話しに戻るが、ある友達が言うには、漫画は絵を主体にしてページを捲りながら、台詞は軽く読み流す程度で進めていったらいいらしい。しかし、言葉を主体にしたがる私にはそれが出来ない。私の他にもそのような人はいるのではないか。



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