柿食えば…
私の家の裏庭(そうは言っても大した広さではないが)に柿の木が1本生えている。おそらく私と同じくらいの年齢、還暦を過ぎているのではないか。毎年、50から60個ほど、いやそれ以上の数の実を生らせてくれるが、振り返ってみると、私と柿の実との付き合い方にもそれなりの変遷があったようである。
子供の頃の贅...【続きを読む】
アンサンブルの思い出
私の家では、毎日食べる米は米屋で買うのではなく親戚からずっと玄米1年分を買っていて、それを精米しながら炊いていた。
きっかけは私が小6の昭和43年の時である。庭先に車庫を建てることになった。その工事で出入りしていた作業員の一人が兼業農家で母親の遠い親戚にあたることが判り、玄米を売ってくれることに...【続きを読む】
牛乳とヨーグルト
子供の頃は配達された牛乳を毎朝飲んでいた。我が家は両親と姉と私の4人家族。姉は牛乳が何故か嫌いだった(多分70歳近くになる今もそうだと思う)。1合180CCの瓶入り牛乳を1本、同じく小さな瓶入りのヨーグルトが毎日早朝に我が家の軒先に配達されていた。冷蔵庫など一般家庭にはまだ普及されてなかった時代、...【続きを読む】
大学5年生
舟木一夫のヒット曲に「高校三年生」というのがあるが、私の人生には「大学5年生」という経験がある。自分の過去を振り返って、この1年間が無駄だったかそうでなかったかと、折にふれて考えることがあった。
大学4年の時に、このまま卒業することにどうしても自分が納得できず、卒論だけを残して1年間自主留年をす...【続きを読む】
三才や五客なんて…
9月に立ち上がった「みぶスリーアップ川柳会」の例会(月例句会)のやり方について、指導する顧問としての私にはいくつか考えることがあって、それらを会へ提示して了解してもらった。
宿題だけにして席題は設けない。合点制で出席者の成績をランキングにしない。入選句のうち特選は設けるが、三才、五客などの位付け...【続きを読む】
老いるということ
60歳を過ぎてからは5歳毎に老いていくと、ある時、年上の人から言われたことがあった。65歳、70歳、75歳、80歳と、段階を踏んで病気を抱え込んだり、怪我をしたりするということらしい。実際はそれらの節目で自分の身体に何かが突如現れる訳ではなかろう。自己認識としてどうしてもそのようにイメージして解釈...【続きを読む】
川柳遊人について
栃木県シルバー大学校というのがある。名称から容易に推測できるとおり、60歳以上の方が入学応募できる対象者である。福祉や健康などを学ぶ学科があって、学校自体は県内の三つ(県北・県央・県南)に分かれ、宇都宮市には中央校が設置されている。その学生自治会にはいくつものクラブ活動が組織されており、その一つに...【続きを読む】
ラッキーが奇跡的に重なるなんて…
年金振込みをどこの金融機関にするか、これは受給開始前の要検討事項である。どこの銀行も、うちに年金を入れてくれとあの手この手で勧誘してくる。受給年齢以前に年金相談会へ参加させて早めに囲い込みすることなどはよくやる方法である。マイナス金利時代なので大したものではないが、定期預金の利率の上乗せというサー...【続きを読む】
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