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 無料の講演会というのが結構いろいろな所で開かれていて、いつ頃からだったろうか、おそらく40代になってからだと思うが、年に何回か一人で出掛けて聴くようになった。
 講師は、極端に言うと誰でも構わない。小説家、タレント、歌手、作曲家、アナウンサー、大学教授、ジャーナリスト、アスリート、評論家…、挙げれば色々出てくるが、どんな人が講師として話されても構わない。素直に耳を傾ける。政治家の話しだけは聴きに行かない。政治家の無責任な法螺話しだけは御免である、無駄である。
 大体が1時間半。聴衆は中高年、それも女性が多い。いかに暇を持て余しているかがよく分かる。私はサラリーマンの現役の頃から、半日休暇をとって出掛けて行った。
 座席は自由の場合がほとんどであるから、開場前になるべく早く並ぶ。そして最前列の真ん中に必ず座ろうとする。何故か。理由は開演中寝ないためである。どんなにおもしろい話しでも大体が途中で眠くなる。しかし眠ったら講師の先生に対して大変失礼である。最前列の真ん中でそんな大胆なことは畏れ多くて出来ない。だから踏ん張って聴こうとする。話しを全部聴けないことは勿体ないことでもある。
 その後、講演会が終われば大体夕方になっているので、適当な飲み屋に一人入って聴いた講演内容の復習をしたりしている。
 講演会が好きなのは、結局人の話しを聴くのが好きだからである。そういう好奇心があるからである。他人の話しを聴いて損することはない。勿論、川柳のネタ探しにもなる。
 今回のコロナ騒ぎで、講演会も激減している。開催情報の入手はインターネットや新聞を活用していたが、最近はページすらクリックしていない。大変残念に思っている。
 最後に言うと、オンラインの講演会がいろいろと出てきたようだが、つまらなそうで申し込んだことがない。音楽や演劇だけでなく、ただ人が話すだけの講演会だって臨場感が必要なのである。

 



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