2020年6月1日 に「栃木県文芸家協会(とちぶん)について」を載せた。2024年7月9日 には「とちぶん事務局長・朝明編集委員長の任期が終わる 」 も書いた。事務局長・朝明編集委員長の退任後は、2024年度から25年度まで副会長の任を仰せつかった。そしてこれも今年の3月に退任し、その後は一会員として活動することにしていた。このことは折に触れ周りに話していた。
ところがどっこい、世の中は自分の思うとおりにはなかなか事は進まない。3期目に入っている会長が今年3月の任期満了を迎えて退任するという。令和2年9月(コロナの影響で総会の開催が例年より遅れた)の就任から1年半後の再任、さらに2年後の再々任と約5年半、会長職を続けてきたが、これ以上は辞退すると本人からの申し出があったのである。
それでは後任を誰にするかということで、いろいろと動きがあった。蓋を開けてみたら、何と私の名前が挙がって指名されてしまったのである。それを知って私はしつこいくらい固辞したのだが、どうしてもという一部の声に押し切られてしまった。びっくり仰天。いずれ引っ越して栃木を去らなければならない身の上である。今更県内において何らかの地位や名誉を得ようとは思わない。そんなものへの執着はすべて捨ててしまおう。そういう考えに傾いていた矢先のことだった。
このような顚末でとちぶん会長を私が引き受けることとなった。2年の任期でどこまでやれるか分からないが、そして任期を全うできるのかも怪しいが、とにかく引き受けた以上は頑張るつもりである。会長として汗をかく覚悟は固まっている。
一つだけ付け加えると、横断的な文芸団体というものは、大体が小説や評論などの散文ジャンルからトップを選出する場合が多い。韻文系、その中でも特に短詩型文芸はマイナーな位置にあるので、そこから会長が出ることは少ない。その短詩型の中でもさらに川柳は、短歌や俳句に比べて残念ながら格下と見做されている(と私は感じている。別に僻んではいないが)。世間からそういった認知をされながらも、こういった団体に川柳部門から会長になる者が現れた次第である。川柳という庶民的な文芸の振興にいくらかでも寄与できたのではないかと、ちょっぴりではあるが密かなる自負を感じている。
ということで、とちぶんの公式HPに載せた挨拶のリンクを以下に用意したので、クリックして読んでいただければ幸いである。
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