生きるのも苦しきことも同じ明日
見えにくくなった明日。何も視力が衰えたわけではない。聞こえ辛くなった幸せ、何も難聴になったわけではない。それ程に明日の絵が見えにくくなったと言うのである。個人差はあるが、今日の情景からして、結構身に詰まされるものがある。今日を生きるという事は、明日へつなぐことで、真っ暗闇かも知れない明日を凌ぐことで...【続きを読む】
ともかくも1mmでいい足の先
今回のワールドカップから採用されたBMR方式。三苫選手のつま先1mmが日本を勝利に導いた。公平や平等を尊ぶなら、スポーツも全てに導入しなければならない。汎用性の広い参加人数や、裾野の広さなどから導入が進んでいくだろう。1mm、0.1secの勝負が明確になる。「マラドーナの神の手」など夢物語である。審...【続きを読む】
手枷足枷切ってボールを弄ぶ
エースになればなるほど、相手チームから徹底的にマークされる。ときには、二人三人に囲まれる、そのマークをドリブルで搔い潜り、あたかもボールを弄んでいるかのように、相手陣内を縦横無尽に駆け巡る。相手の裏をかく、体力も走力もそして頭脳も必要とされる。理想がさらに理想を呼ぶ、実力の上に芽生える人気と共に名声...【続きを読む】
眉きりりああ人生のど真ん中
晴れてワールドカップの審判員の一人に、日本人が初めて選ばれた。しかも女性である。ひとつの誤審がそのゲームを左右し、国の威信にも影響するだけに、恐いような責任を背負っている。確かな眼力に加えて、近代サッカーは、攻守の切り替えが早く、男子選手と一緒に走る体力が要求される。主婦でもある彼女には家族の協力と...【続きを読む】
エリートもあずらなんだら生きられぬ
「あずる」は北海道と山口など中国地方の一部で使われる方言で「手こずる・持て余す」の意。国を挙げての四年に一度の祭典。その名誉を背負ってピッチに立つた者が得る名誉。そのスーパースターが凌ぎを削って戦う。並大抵の精神力では生き残れない。程度の差こそあれ、サッカー以外の世界にも通用する言葉かもしれない。
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ひとりづつ処刑をされるPK戦
今回のワールドカップは延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれ込んだ試合が沢山あった。日本もPK戦で涙をのんだが、日本の場合は、選手が自主的にPK戦を申し出て挑戦したという。最初に手を挙げた選手の勇気を讃える後日談もあった。観客が掲句のような目で固唾をのんだのは、所詮素人のせいだろうか。
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仔猫のようにトロフィー撫でているメッシュ
ワールドカップの世界一に挑む世界中の猛者たちの中で、その幸運に浸れるのは、世界で僅かな人数で、しかも四年に一回きりである。その中のひとりメッシュが掴んだトロフィーをまるで仔猫を撫でるように何度も愛しみながら撫でまわしている映像が世界中へ流れた。何とも印象的なシーンであった。世界中でその技術の秀逸さは...【続きを読む】
期待ほど心変わりをしない国
見違えるような活躍をした国がある一方で、期待されながら、贔屓の引き倒しになった国もある。その中のひとつに開催国のカタールがある。ワールドカップ史上で、最速で敗退したという。新記録を残して会場から消えて行った。
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