勝手ですがずっとずーっと待っている
相手から見れば、「勝手にしなはれ」かも知れないがここはホレ純朴一途な青年を描いてほしい。ひょっとして、何かのはずみでも好いから、天女が舞い降りてくれと願う。第三者ってやっぱり弱者の味方ですね。
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泣きに来た海が裸になれという
やり切れぬ思いを抱いて海辺の宿を訪れる。映画のワンシーンのようでもあるが、もう纏っているものはないと思っていても、大自然からみれば物足りなさが見えるのだろうか。「裸になれ」と諭してくれる。
ここからが勝負と、素早く気付いた者から再起の切符が手渡される。
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古傷と戯れながらBランチ
古傷はある程度の年齢を重ねた者なら、深浅の差こそあれ誰にでもある。さらにその古傷もお互いが認め合う年代になると、「あの夜はあなたのところで泣き明かしたわねぇ」「翌朝、あなたったらけろっとしてるんだもん」二人だけの思い出話は際限がなく、とことん続く。そんな二人にはBランチがよく似合う。
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