推敲という病
30年近く前に川柳を作り始めてから推敲の大切さは身に染みて理解できるようになった。その推敲も出来上ったものをすぐ見直すだけでなく、二、三日の時間を置いてからまた作品と向き合う。そして改めて別の措辞が頭に浮かんで書き直す。この満足感が楽しい。推敲の効用を存分に味わうことが出来ると、川柳という短詩型を...【続きを読む】
道は曲がっている
日々やっているサイクリングのことは今月18日のブログで書いたが、その中での私のささやかな発見について書いてみたい。
自転車のペダルを気ままに漕ぎながら、田園地帯や農家集落のなるべく車の通らない小径を探す。とにかく車は厄介。のんびり走ろうとする者には大敵である。少しでも広い道路は日中必ず車が走って...【続きを読む】
ポテトサラダ
子供の頃から、母はよく夕食にポテトサラダを作ってくれていた。じゃがいもを茹でて潰して、キュウリに人参、玉葱、ソーセージなどを切って入れ、マヨネーズで和えただけのものであるが、皿に盛り付けるとソースをかけて家族みんなが喜んで食べていた。ポテトサラダは私の大好物の一つになった。
学生時代は毎日外食ば...【続きを読む】
読売新聞とちぎ時事川柳の選について
平成30年3月から読売新聞とちぎ時事川柳の選を担当している。これは委託契約で毎週決められた曜日にPDFの添付ファイルのあるメールが必ず送られて来る。毎回の投稿件数はハガキ・Fax・eメールの合計で70~80件。多い時は100件を超える時もある。うち6、7割はハガキである。すべてが担当者によりPDF...【続きを読む】
目覚まし時計の文字盤
我が家の一人娘が保育園に通っていた頃、今から30年近く前の話しである。ある日の朝、私の寝床にやって来て布団に潜ってじゃれていた。そのうち、枕元にある目覚まし時計を眺め始めて、数字が何に似ているか話し始めたのである。
この目覚まし時計は昭和60年に宇都宮のホームセンターで買ったことをはっきり憶えて...【続きを読む】
サイクリング・ブギ
膝への負担を軽減するために、日々やっている散歩をサイクリングへ少しシフトするようにした。愛車はいわゆるママチャリ。スーパーへの買い物でいつも使っているものである。
住んでいるところが平地の田舎なので、街中を少し抜ければ、どっちを向いてもどこまで走っても田園地帯。川堤の長いサイクリングコースもある...【続きを読む】
加齢についてもう一つ
前回私の五十肩の件について書いたが、そのついでにもう一つどうでもいいような話しにお付き合い願いたい。
昨年の秋、車で出かける用事があり、それが済んで無事に家の車庫へ辿り着いた。運転席側のドアを開けて外に出ようとして両脚を出す際、右脚を先に出して股を少し広げたところ、右脚の付け根あたりがポキッと音...【続きを読む】
五十肩が治った!?
今年の4月、突然五十肩になった。今でもはっきり憶えている。寝ている時に俯せの変な恰好のまま眠っていたから肩に無理な負荷がかかったのだろう、と自分なりにその原因を推定している。
毎朝起きてとにかく左肩が痛い。大したことはないだろうと高をくくっていたら、何日経ってもなかなか治らない。シャツやパジャマ...【続きを読む】
「Scan & Go」の体験
行きつけのスーパーの一つがセルフレジを導入した。最初は戸惑ったが次第に慣れてきた。待ち時間も確かに短くなって便利なことは間違いない。また私は値引きシールを貼った総菜や賞味期限ギリギリの割引商品をたくさん買うので、対面レジの場合には店員にいつもそれらをすべて見られてしまう。この一抹の恥ずかしさも解消...【続きを読む】
リタイア後の金言として「明日やれることは今日はやらない」
私の二つ年下の後輩が職場の再雇用でまだ働いている。マラソン仲間だったので今でも偶に会っている。後輩の話しを聞くと、仕事の愚痴がよく出るのだが、隠居した当方としてはいつも聞き役に徹している。
コロナの影響はどこの職場でも大変な思いをさせているのだろうが、その後輩の部署はコロナでいろいろなイベントが...【続きを読む】
人生の楽園よ、さようなら
今でもはっきり憶えているのだが、平成15年頃、職場で日々上司のパワハラに遭っていて、夜も眠れないくらいの散々な精神状態になっていた。そのパワハラ攻撃は同僚が見ていても辟易するものだったが、わざと周囲に見せつけるようなやり方で自分の優位性・正当性を誇示するところがあった。そしてこういったパワハラ行為...【続きを読む】
川柳と権威主義
当たり前のことだが、人間は強い者に対しては弱い立場となる。ただし「強い」という言葉の意味にはいろいろあって、手元の辞書をひいてみると、①相手に打ち勝つ能力がある、➁勢いがあってなかなか衰えない、③支配的で否定・無視できない、のおおよそ3つの意味が示されていた。
③の支配的で否定・無視できないとい...【続きを読む】
「子ども叱るな 来た道だもの 年寄り笑うな 行く道だもの」
もう20年近く前の話しである。毎月1回、県内や近県で開催するマラソン大会に仲間と参加していたが、ある町の大会でこの言葉に偶然出合ったのである。
いつものように会場へ着いてすぐに着替えをし、スタートまでの時間を体育施設の中でウォーミングアップしながら過ごしていた。事務室前の壁を何気なく見上げると、...【続きを読む】
川柳の底力について
裏切った方も今夜は眠れまい 関川 岳司
この句の偉大さ、素晴らしさについては、川柳マガジンや他の柳誌、そして拙著「添削から学ぶ 川柳上達法」にも繰り返し書いてきた。しかしこのブログにも載せて、どうしても皆さんに読んでもらいたいと思い、諄いことは承知の上、敢えて持ち出してきた次第である。
...【続きを読む】
優しくされると悲しくなる
全国紙地方版の時事川柳の選を担当している。3年を超えただろうか。やり取りはメールを使っている。支局の若い女性担当が1週間分の応募ハガキ、ファックス、メールを全部PDF化して、毎週火曜日の午前中にそれらのファイルをメールに添付して送ってくる。私の方は、だいたいその日の夜に集中して選を行う。選が終われ...【続きを読む】
コロナと資本主義
昨年1月頃から始まったコロナとの戦いは、2年目となってコロナと資本主義の戦いであることを改めて考えさせられた。
資本主義というのは貪欲なものである。欲求の塊が経済を回している。いや社会を支配している。一人ひとりの人間の欲求が集まって、社会的欲望として巨大化し強固なものとなる。
そういった状態を...【続きを読む】
傘がなくなった!
昭和50年に大学へ入って、初めは西武新宿線沿いの上石神井の下宿で暮らしていた。四畳半に北窓が一つ、台所とトイレは共同。部屋の壁は薄くて隣室の話し声やテレビの音は丸聞こえだった。
そんな生活の中で、傘を失くした経験が忘れられない。上石神井駅から高田馬場駅まで毎日満員の西武電車に揺られながら通学して...【続きを読む】
寛容でない世の中
バリアフリー、ダイバーシティー、ハラスメント防止、個人情報の保護などなど、いろいろな国の政策が具体化して推進され、世の中は明るい未来に向かって少しずつ改善しているように見えるが、寛容性ということに関しては低下していると言わざるを得ない。
情報化が進展してきて誤魔化しがきかない。証拠は速やかに提出...【続きを読む】
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