リタイア後の金言として「明日やれることは今日はやらない」
私の二つ年下の後輩が職場の再雇用でまだ働いている。マラソン仲間だったので今でも偶に会っている。後輩の話しを聞くと、仕事の愚痴がよく出るのだが、隠居した当方としてはいつも聞き役に徹している。
コロナの影響はどこの職場でも大変な思いをさせているのだろうが、その後輩の部署はコロナでいろいろなイベントが...【続きを読む】
人生の楽園よ、さようなら
今でもはっきり憶えているのだが、平成15年頃、職場で日々上司のパワハラに遭っていて、夜も眠れないくらいの散々な精神状態になっていた。そのパワハラ攻撃は同僚が見ていても辟易するものだったが、わざと周囲に見せつけるようなやり方で自分の優位性・正当性を誇示するところがあった。そしてこういったパワハラ行為...【続きを読む】
川柳と権威主義
当たり前のことだが、人間は強い者に対しては弱い立場となる。ただし「強い」という言葉の意味にはいろいろあって、手元の辞書をひいてみると、①相手に打ち勝つ能力がある、➁勢いがあってなかなか衰えない、③支配的で否定・無視できない、のおおよそ3つの意味が示されていた。
③の支配的で否定・無視できないとい...【続きを読む】
「子ども叱るな 来た道だもの 年寄り笑うな 行く道だもの」
もう20年近く前の話しである。毎月1回、県内や近県で開催するマラソン大会に仲間と参加していたが、ある町の大会でこの言葉に偶然出合ったのである。
いつものように会場へ着いてすぐに着替えをし、スタートまでの時間を体育施設の中でウォーミングアップしながら過ごしていた。事務室前の壁を何気なく見上げると、...【続きを読む】
川柳の底力について
裏切った方も今夜は眠れまい 関川 岳司
この句の偉大さ、素晴らしさについては、川柳マガジンや他の柳誌、そして拙著「添削から学ぶ 川柳上達法」にも繰り返し書いてきた。しかしこのブログにも載せて、どうしても皆さんに読んでもらいたいと思い、諄いことは承知の上、敢えて持ち出してきた次第である。
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