若い頃から、飲み会があると仕事でもプライベートでもなるべく断らずに必ず飲んだ。それは私自身が飲まないとその場がつまらないからである。要するにいつも宴会男だった訳である。
40代の頃、家の事情でどうしても酒が飲めない飲み会があった。その初めての体験を今でもはっきり憶えている。
5、6人が集まった会だったが、乾杯が終わるとみんな料理に箸を付け始め、それから飲みながらの歓談に入る。時間が経つにつれ、みんな少しずつ酔いが回り始めて声も段々大きくなってくる。そこからである。一人酒を飲んでいない素面の私だけは急に聞き役となり、酔っ払い達の話しに耳を傾ける。人の噂話や仕事の愚痴、家庭のことなどを散々聞かされるが、同じ内容が飽きもせず何度も繰り返される。話しの辻褄が合わない時でも大きく頷いたり肩を叩いたりしている。
これらの滑稽な光景をずっと眺めていて、はっと気がついた。もしこの席で自分も酒を飲んでいたら、これとまったく同じ言動をしていたのだと。
20代(いや厳密に言えば大学入学の18歳から)から、飲み会という酔っ払いの世界にずっと入っていて、40歳過ぎて初めてこの世界を冷静に観察できた訳である。下戸でも飲み会に付き合ってくれる人がいるが、よく辛抱しているなぁと今更ながら感心した次第である。
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私は下戸である。大酒のみは苦手である。酒臭く、当然であるが、五月蝿い。しか前後不覚になりたいとお思うことしばしば。よーするに酒呑みは羨ましい。かの李白、杜甫が陶然となり詩を詠んだその境地に憧れるだけである。
ありがとうございます。
いつも酔っ払いの放言に付き合ってくださり、心より感謝申し上げます(笑)。
酔っぱらい
ウン、ウン 。ある、ある。
因みに 私は 酔っぱらい❗ アハハハ、ハ
ありがとうございます。
機会がありましたら、酔っ払い同士で飲みたいですね。
ありがとうございます。是非❗