思わずタイトルを全国大会と書いてしまいますように、島根県から飛行機を乗り継いで来られた方、奈良東大寺のお近くからご夫婦でお出でになった方、大阪から神戸からと多士済々の方々で楽しい句会だったのが、のぞみ川柳会。
私は発会の時から8年のお付き合いというと、タイトルの計算が合いませんね。
当初は川柳塔の東京支部のような、「川柳塔のぞみ」としてのスタートでした。橘高薫風氏が大喜びで祝辞を述べられました。80周年前に東京に出たいという望みだったからですが、それを成し遂げたのが女性だったのです。代表の播本充子さんのバイタリティーは並ではありません。
昨年、塔を離れ「のぞみ川柳会」として独立されたのです。今年はその1周年記念でした。
ユニークな会でした。投句後にはお昼のお弁当が配られました。そのお茶で乾杯です。
ご指名により紀伊子の乾杯の発声。右は充子代表。
私は、そのお茶の乾杯の音頭を仰せつかりました。ここまでやってこられたスタッフの皆さんと充子代表のバイタリティーと会の成功を記念して、唱和していただきました。
そのあと祝電とメッセージが2、3あり、選者は選句室へ移動。
花束贈呈のシーン
そこでアイデアマンが登場、3分吟をいたしました。新葉館の竹田さんが取材に見えていたので題は「竹」、句箋は5枚だけでしたので5句出句。アイデアマン・松尾仙影さん選による、自己紹介をさせるための披講が始まり、遠路から参加された方や会との関係がわかって、和やかな雰囲気作りに成功。
「竹」特選句
竹皮に包んだ亡母のにぎりめし 根岸 方子
笹に雪どこまで耐えるど根性 林 比左史
咲いたら終り咲くまで竹の自負 横塚 隆志
竹割ったような人だが金が無い 伊藤三十六
竹炭がもてはやされるエコライフ 太田紀伊子
竹の音に閉じ込めている男意地 孤太郎
履歴書に竹割った性格とある 天晴
竹割った気性の妻を持て余し 斎藤 弘美
竹藪に逃げよと祖母の地震説 太田紀伊子
会場風景
句会では「品」「興」「情」「船」の披講。私の抜けた句は4句。
「高」萩原鹿声選
願望が執念になる9合目
重文の移動に嵩む保険料
「船」播本充子選
28句目賞 春うらら潜水艦が浮上する
三才「地」 船影に怯える白い珊瑚たち
つくばねから同行の林比左史さんも5句、伊藤三十六さん、松尾仙影し、新井千恵子さんも入選、欠席投句の三井良雄氏も数句入選。門限八時までに帰れたのも収穫。
懇親会のカラオケに聞き入る
3月に入りました。
ご活躍をいつもも嬉しく拝見させて頂き有難うございます。
お写真で、お目にかかりとてもお懐かしいです。
播本充子さんをご紹介下さって有難うございました。柳誌のあちこちで拝見してはどんなお方かしらと常々想像させて貰っていました。
素晴らしい皆さんに元気を頂いています。
一人歩きは自信がありませんので視野が狭く、掘り下げると行き着く処は老いの句になり恥ずかしいです。ブログで皆さんのお句を読ませて頂き勉強になります。
お着物が素敵です! お大事にお過ごし下さいませ。
失敗をメモして老いの自己管理 千歩
千歩様
お久しぶりです。自己管理できてお元気のご様子何よりです。
播本さんて素晴らしい指導者ですね。励まされます、あのバイタリティーには、気の遣いようも含めて温かい方なのでしょう。
昔の職場の同僚から花束贈呈がありました。
奥田みつ子さんともお久しぶりでお会いしました。
風邪などひかれませぬように。