毎回藤咲ただし氏の小噺で開会宣言となる。今回は加賀千代女の「起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな」「お千代さん蚊帳が広くばはいろうか」と泥棒のお話で会場を笑いの渦に。
樫村千秋日立市長の祝辞には日立にお出でいただいた御礼のあと「笑いには免疫力を強める働きがあるそうで、私も昨日は福島の帰り道NHKのぼやき川柳を聞いて笑いました」と。
今川乱魚日川協会長は市長の温かい祝辞に感謝し「失敗学のすすめ」から、技術の日立、低調のときこそいかに成長路線に乗せてゆく市長のお力を期待して人間と技術をマッチさせて頂きたい川柳も文学作品、大きな力になりましょう。川柳力を試す機会として、国民文化祭もあります。」と返礼の言葉となった。
課題が振るっている。どこにも通じるようなそうでないようなとにかくユーモアには難しい題ばかり。
「度肝を抜く」 「腹立たしい」 「うんざり」
「海千山千」 「じり貧」 「ずうずうしい」
「割を食う」「腐れ縁」選者は締め切り後に発表。
特急で着いても並ぶ最後尾 紀伊子
汗かいたその後置かれた蚊帳の外 紀伊子
さてどの題で抜けた句でしょう。
すぐ駅に行くと小山行きが来た。それで水戸まで、
水戸で上野行きに乗り換え、土浦で乗り換え帰宅は割と早くて助かった。