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8月24日、千代田区の如水会館で、プラチナ会のお招きにより、川柳の文芸と文化の楽しみを講演する機会を得ました。
集まっていたのは、各分野の指導的な方々や芸術家、アーティストなど現役の社会で活躍する方々ばかり。
隔月にゲストスピーカーを呼んで、文化交流を行っている。
今年の初めに小石川後楽園でさせて頂いた講演で、川柳の文化や文芸としての深さに興味を持ってくださった方が、自らの会に是非聞かせたいという事でお声が掛かった。
インテリジェンスの高い専門性の方々を前に、川柳を語れる機会を頂いたことは、絶好のチャンスと、講演時間に合わせて、最大限に川柳文化の輝かしさを伝えられるように構成した。
川柳といえばサラセンを思い描く中で、その先に繋がる歴史文化や川柳の社会での効用、さらには川柳が現在文化としてどのような危機に在るかなどを話した。
また、「川柳270年」という節目を迎えるにあたることや、川柳発祥の日が8月25日、ちょうど明日である事などにも大きな興味を持っていただいた。川柳は、まだ短歌や俳句と比べると新しい文学でありながら、川柳記念館が出来る程の史料の蓄積がある事にも驚かれたようであった。
講演が終わり食事が始まると、ひとり、また一人と名刺交換を求めてやってきた方々が、口々に感想を述べられたのは、「川柳は面白い」という文化としての拡がりへの関心、「現代社会における川柳の効用」へのそれぞれの立場での共感、「北斎が川柳家であったことを初めて知った」といった、知的好奇心についてであり、生きた文化としての川柳をおおいに称賛してい頂けたよう。たちまち持っていた30枚ほどの名刺が無くなってしまった。
如水会館の料理長様が、一品一品の解説をする際、川柳をそれぞれの料理に一句ずつ作ってくださった。その川柳から展開するおもてなし。全ての料理に短冊が添えられていた。スペシャルな料理のおいしさばかりでなく、心の味も一緒に頂いた。
「川柳をやりたい・・・」という声もあり、川柳の広告塔として社会に川柳という文化そのものを伝えるという役割の一端が果たせたように思えたことが何よりであったと。
機会を作ってくださった小暮会長に感謝申し上げます。

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