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財力体力能力どれをとっても、人並外れて優っているとか、優れているものがひとつもない。現状の生活は周囲から見れば「それなりに当然」である。にも拘らず、あれが少ない、これが足りない、それが悪いと並べ立てながら自死の考えは微塵も持たず息をしているという身近なおはなし。

 

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飛竜頭(ひりょうず)とはところてんのことらしいが、メニューを手にして、真っ先に目に飛び込んできた飛竜頭が読めないのでメニューを伏せて特別大きな看板にある「本日の特売サービス」を指定している。この字が読... 「飛竜頭が読めずメニュー裏返す」の続きを読む
三歳になると幼児も自己主張がしっかりしてくる。「三つ子の魂百まで」ともいうが、文明が進歩しても、幼児の発育が早まっても、今でもしっかり通用する。声も立てずに涙を拭う所作は、立派な大人と変わらない。 ... 「三歳児なりの哀しみ抱いて泣く」の続きを読む
考えてみれば人生の大半は盾役だったような気がする。個性のなせる業か、運命なのか。鉾役の攻撃役には、結果次第で飛躍のチャンスがあった。盾役は完璧に守って当たり前で、破られでもすれば、たちまち明日の糧さえ... 「矛盾した盾役の道振り返る」の続きを読む
花マルを貰ったことのない幼年期を過ごしたものには価値観が異なるかもしれないが、「あげましょう」と言われて悪い気はしないが、その自信の無さが、上五の不信感に繋がっている。疑うことを知らない若者と、戦に翻... 「試されている「花マルをあげましょう」」の続きを読む
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情報過多の現代では、理解されにくい句材である。新婚ほやほやの頃には、友人、知人から旧姓で呼ばれることも珍しくないし、親しみを込めて故意に旧姓を使うこともある。結婚に夫婦別姓が物議を醸していることも踏ま... 「旧姓で呼ばれなくなり遥かな日」の続きを読む
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