一瞬で雰囲気替わる噂の輪
若者の雰囲気に敏感な行動は呆れるほど鋭い。まして、渦中のうわさ話など、昔だったら「さもありなん」で潜って来た難問があっという間に拡散して、場の空気が険悪な様相を呈する。僅かな火種が大失火となり炎上する例をたくさん見てきた。その機敏さに欠ける老人が若者のグループに馴染まないのも頷ける。
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独りよがりで胃もたれのするメール
リズム感に乏しいが、胃もたれのするメールが見つけものかも。老いてくると経験と裏腹に頑固は避けて通れない現象ではある。それがそのまま、メール相手の消化不良を呼び、胃もたれに繋がっているという。この句は、受信者側ではなく送り主側の句として読んで貰えれば嬉しい。それが、現代川柳を教わって来た者の基本スタン...【続きを読む】
弾のない銃は哀しいほど静か
台風2号の残党が静岡地方で大暴れ、水戸大会からの帰途、ひと晩東京駅で足止めされて、ホームでの仮宿。結局、北陸新幹線の金沢経由で36時間遅れて帰宅。ブログも大幅に遅れて仕舞いました。
アメリカでは、相変わらず銃による無差別乱射殺傷事件が後を絶たない。日本でも最近は騒々しい。安倍元総理が凶弾に倒れたのも...【続きを読む】
足音を立てぬ王様嫌われる
王様は王様らしく堂々と振舞ってもらわないと、側近が困る。上司の陰口を叩いていたら本人が側にいた、なんてことは誰もが経験済み。王様の立場からすれば、側近のフィルターを通しての噂より、庶民の偽らざる生の声が聴きたいものだと、悪意は無い。少し忍び足で下々の本音らしき内緒話に近づくのもむべなるかな。
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口割らぬそりゃあいろいろある遅刻
遅刻理由は義務として述べる習慣の中で生きて来た者には理解に苦しむが、その理由まで公表し発表する必要はないという結論。昔人間にとって不思議なことは、遅刻によって周囲にかけた迷惑に対しては、どう考えているの?というお節介が湧いてくる。「だって憲法38条で保証されているもーん」なのである。50年前、この若...【続きを読む】
経験で祖母はきっぱりものを言う
若者は老人の話など端から聞く耳を持たない。ところが肉親となるとちょっと違う。経験に裏打ちされた意見だからスマホの知識と異なり、曖昧なところが少しもない。身近な例で親しみも湧く、何より両親たちの合意もあり、まだまだ当分祖母の貫禄が幅を利かせそうである。
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やり残してこそ人生とは言うが
やり残しのある人生こそ、素晴らしい人生だ。職場では元同僚が残した資料、冷蔵庫には使い古しの野菜。だがきれいに使いきろうと思うな、無駄の排除ばかり考えていると大事なものを見失う。人生は誰でも途中で終わるのだ。ぴたりと収支が会うことなど無い、切な過ぎるが真実である。そう考えると、残り僅かな余生を何となく...【続きを読む】
大人しい金魚さりげなく視野に置く
派手で豪華な尾鰭を付けている金魚が、ゆったりと泳ぐ。我が家に来て何年になるだろう。餌を貰う時だって焦って、口をパクパクさせてはしたない所作は決してしない。タイミングよく鼻先きに来た餌だけを吸い取る。人生で教わることが多いから、彼女から目が離せない。
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