川柳マガジンクラブ十四字詩句会 第96回例会 会報
第96回川柳マガジンクラブ十四字詩句会が令和8年7月14日東京都北区王子「北とぴあ」にて開催されました。出席者はお世話役の植竹団扇さん及び阿部秀夫、五十嵐淳隆、石川秀樹、後藤紡ぐ、佐藤美文、佐野純、早川若丸各氏と星野睦悟朗の9名、欠席投句は葛飾凡斎、鈴木かおる、めとろ各氏の3名でした。なお石川秀樹さんは石川楽之と柳名を変更しました。
当日の句評会の自由吟及び宿題、席題の入選句は次の通りです。
〔句評会〕▽「自由吟」
句の頭の数字は互選で獲得した得点です。
0 近道をして犬に吠えられ 美文
楽な方を選んで失敗?
2 不足になれば全て目詰まり 純
政府のウソを批判した時事句。
2 夏は何処へと騒ぐ子供等 秀夫
そうだった、と共感多数。
2 堀切菖蒲江戸の紫 楽之
「江戸の紫」がいいね、との声。
2 梅雨明け間近やがて来る夏 凡斎
句会の日もまさにこんな感じ。
2 笹は短冊棚は牡丹餅 団扇
◎が一票。
3 スマホのムシに退化したヒト 睦悟朗
ムシ、ヒトのカタカナが意味がある、の声も。
3 地獄の中にあった天国 紡ぐ
仏教徒キリスト教では天国の方向が違うとか。
3 祖母の知恵よりAIのウソ めとろ
今の風潮。
5 行くとこもなしスズメ着たきり 淳隆
着たきりは舌切りを踏まえている。
5 カーテンと舞う風のバカンス 若丸
風のバカンスがいいという声。
7 わたくしの色AIに足す かおる
AIに共感。
なおかおるさんが欠席、若丸さんは前回宿題の選だったので淳隆さんが宿題の選をやってくださった。
〔宿題〕▽「めんどくさい」五十嵐淳隆選
〔佳作〕
1 手を挙げる人いない役決め 若丸
2 妻はお出かけチンで食べてネ 楽之
3 出張旅費をちゃんと精算 純
4 子の夏休み悩む献立 秀夫
5 いつも店員呼ぶセルフレジ 紡ぐ
6 約款読まず生保契約 睦悟朗
7 厄介かける鼻つまみ者 団扇
〔秀作〕
1 急須で淹れずお~いお茶買う 睦悟朗
2 ゴミの担当悩む分別 純
3 面倒だから妻に負けてる 美文
〔特選〕
明日明日明日と延ばす宿題 紡ぐ
〔軸〕
夫婦ゲンカも今は億劫 淳隆
席題 ▽宿題で特選の後藤紡ぐ出題及び選。題は「ストーブ」
真夏のびっくりの題「ストーブ」だったが面白い句が集まりました。
〔佳作〕
1 ストーブ私用校舎炎上 睦悟朗
2 忘れストーブ火事の犯人 淳隆
3 せっせと薪を食べるストーブ 純
4 夏炉冬扇の夏炉のストーブ 楽之
5 我慢比べへ夏のストーブ 淳隆
6 トレード盛ん囲むストーブ 純
7 寒暖差あり隅にストーブ 若丸
〔秀作〕
1 打撃不振で怖いストーブ 秀夫
2 ストーブ出して冬を待ってる 美文
3 火傷をします押しへアツアツ 若丸
〔特選〕
エアコン切れず出したストーブ 若丸
{軸}
寒さ恋しく飾るストーブ 紡ぐ
今後の予定
第九十七回 令和八年九月十六日(水)
宿題「結ぶ」
北とぴあ 八〇五B室
第九十六回 令和八年十一月十八日(水)
宿題「茶」
北とぴあ 八〇四A室
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