水族館とたい焼き
今年の2月中旬、関西に暮らす娘夫婦のところへ行った。娘が第2子を妊娠して入院中だったので、上の子の子育ての手伝いみたいなことをするためという、一応そんな名目だった。ホンネは4歳になる孫娘に久しぶり会いたくなっていた、というのが正直なところである。2泊で出かけて3日間たっぷりお相手することが出来た次...【続きを読む】
「寝返る」と「寝返り」
9月にZoomによるオンライン句会「夏雲ひかり句楽部」が東京で発足し、私も誘われて早速ホイホイホイと入会してしまった。参加者6名のスタートだったが、互選結果に基づくチャットは楽しいもので、あっという間に予定の2時間が過ぎてしまった。
初回のお題は「小さな一歩」で、拙句は「初めての寝返り何とスフィ...【続きを読む】
雨と晴れの境目を発見
8月中旬のその日は、晴れたり曇ったり、雨が降ったり止んだりの不順な、そして予報どおりの台風が確実に近づいている、何とも怪しい空模様だった。
しかしそうは言いながらもいつもどおり午睡して、田舎道のサイクリングへ出掛けた。どうせ雨に降られても俄雨程度だろう。大したことにはなるないと高を括っていたので...【続きを読む】
手作りコーヒー牛乳
今年の夏の収穫の一つは、手作りコーヒー牛乳の美味しい味を覚えたことだった。
例年、夏の暑い日は氷を入れた牛乳を無性に飲みたくなる。大体暑さがピークとなる昼下がりや夜の風呂上がりの時である。生乳を飲み過ぎると下痢になったりするので、お腹に優しい低脂肪や値段の少し安い成分調整や乳飲料の表示がされてい...【続きを読む】
這えば立て…、孝行のしたい時分に…
「江戸川柳を楽しむ 朝日選書377」(神田忙人著・朝日新聞社刊・1989年初版)は、30数年前、川柳に興味を持ってから買い求め、手垢が付くくらいにページを捲って愛読していた。私が話題にする古川柳の話しのほとんどはここを拠り所としていて、折にふれ気に入った句を引用している。
昨年、地元の教育委員会...【続きを読む】
令和川柳選書の選句作業
「令和川柳選書」(新葉館出版)のシリーズの中に拙著の刊行も予定されている。いつから選句作業に着手しようかと考えているうちに秋風が吹いてきた。少なくとも猛暑日が続く7、8月にはやる気が起こらなかった。9月の下旬の頃に涼しくなると、待ったなしの切迫感が少しずつ芽生えてきて重い腰を上げ、いよいよ過去の活...【続きを読む】
アシナガバチに刺された!
8月の中旬、裏庭の生い茂った雑草を取り除くために、剪定鋏で刈り取りを始めた。手間のかからない簡単な作業なので、帽子も被らず素手で作業を進めた。しばらくして茂みの中からハチがわあっと湧き上がるように現れた。ヤバいっ!と思う間もなく、一匹のハチに右手親指の付け根付近をものの見事に刺された。
慌てて台...【続きを読む】
緑蔭サイクリング
言わずもがのことではあるが、今年の夏は日本全国どこでも暑かった。昼寝の後に日々やっているサイクリングで、猛暑日にペダルを漕ぐことはほぼ灼熱の地獄を走り回るような辛さを覚える。
去年の夏は河岸段丘の日陰を走ったが、今夏は緑蔭のコースを新たに見つけたので、少し趣を変えてそちらの方の風に触れることとし...【続きを読む】
単位のお値段について
もう40年以上前のことだが、私は大学を1年間だけ自主留年した。卒論だけを残して敢えて卒業猶予(大学5年生)のプロセスを選択したのである(ほんとはもっと留年したかったのだけれど…)。理由は世間並みに4年なんかで卒業したくなかった、ただそれだけのことである。
5年目の東京での生活費はほぼ自分で賄った...【続きを読む】
「若隆景」の言いにくさから次々思い出したこと
昨年3月の大相撲春場所で新関脇の若隆景が幕内優勝した際に、四股名の呼びづらさ、まさにアナウンサー泣かせの名前のことも話題になった。五十音のア段の発音が5回も続き、「タカカゲ」という「カ」を連続する言い方も舌を嚙みそうなくらいである。
大相撲では、モンゴル出身の力士が大活躍しているが、本名を聞くと...【続きを読む】
ETV特集から
毎週土曜日の夜11時から放映されているNHKのEテレ番組「ETV特集」は、毎回必ず予約録画して視聴している。観ている途中で眠くなるような時もあるが、逆に眠気が吹き飛ぶほど興味をそそられる内容の話題作もある。地味な番組でそういう私にとってのヒット作品に出遭うと素直に嬉しい。まっ、これは偶にしか経験し...【続きを読む】
シックインジェクター
大学に入学して東京での下宿暮らしを始め、初めてヒゲ剃りというものをスーパーで買った。今でもはっきり憶えているのは、18歳ではまだ大したヒゲではなく、シェービングフォームなどという洒落たものは使わず、固形石鹸の泡を鼻の下や顎に塗り付けて剃っていたことである。
ヒゲ剃り本体のホルダーと呼ばれるものは...【続きを読む】
天の岩戸が開かれた!
古事記に収められている神話の中に「天の岩戸伝説」というのがあるが、私にとっては子供の頃からちょっと気になる話しであった。神社本庁のホームページには、その物語が次のように記されている(抜粋)。
澄み渡った高い空の上に、高天原という神々のお住まいになっているところがありました。
そこには天照大御神...【続きを読む】
雑草と猫について
かなり前からのことであるが、我が家の軒下や庭先に猫が侵入して来ることに困っていた。野良猫か飼い猫かは不明である。ゴミ出しの前夜にゴミ袋を外に置いておくと頻繁に荒らされる。ずっと老母はそのことで悩まされていた。物置の軒下の少し高い台などに置いてみたが、すぐに飛び乗って袋を破ってしまう。
数年前、軒...【続きを読む】
著作権の貪欲さ
曖昧な記憶で恐縮だが、2006年頃に毎年開催されている文化庁主催の著作権講習会を受講した。場所は東京代々木のオリンピックセンターで確か3日間の日程だった。
当時の私は図書館に配属されていた。司書の資格は持っていない。図書館内での文献複写業務の管理運用は著作権に関わることなので司書の資格がないとい...【続きを読む】
老人と高齢者
老人という言葉は、いつからあまり使われなくなったのだろうか? 昭和40年代半ばに「老人と子供のポルカ」(唄:左卜全とひまわりティーズ)が大ヒットした。それ以前には、ヘミングウェイの小説「老人と海」も有名だ。しかし、徐々に「老年」とか「高齢者」に置き換わっていったことも現実である。
小学生の頃、担...【続きを読む】
知ったかぶり社会
チャットGPT(生成AI)が話題になっているが、ネット社会がこれによってさらに飛躍を遂げることは間違いない。情報が安直に入手できる。指先でスマホ画面に触れれば、無尽蔵の情報を入手して、それを自分の知識にすることができる。
でも人間の脳の容量は生理学的には簡単に進化しないだろうから、やはり知識を詰...【続きを読む】
意味は動いて生きる
言葉の意味とは何なのだろう。学生時代にソシュールの言語学を少し齧っていたこともあって、歳を重ねた今になっても、言葉にもその意味にも興味が尽きず、自分なりのこだわりを持っている。
30代半ばで川柳と出合い、それにのめり込んで現在に至っている訳だが、言葉の意味と作品の解釈の関係性に対する関心も私の頭...【続きを読む】
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