「やばい」と「terrific」
「やばい」の語源は江戸時代まで遡れるようであるが、現代における使われ方は「危険な、不都合な」という意味が一般的である。それが若者言葉として1990年代あたりから「凄い、非常に面白い」という新たな意味にも用いられ始めた。否定的な意味合いから積極的な肯定へと転換されて広まった。タレントの出川哲朗が「ヤ...【続きを読む】
「よろしくお願いします。」
先日、車の運転中にラジオを聴いていたら、フランス語には日本語の「よろしくお願いします。」に相当する文はないことが話題として取り上げられていた。これはおもしろそうだと、自宅に帰ってから早速パソコンでこのことを調べ始めた。いろいろ検索してみると、フランス語だけでなく欧米の言語には、そもそもこれと同じ言...【続きを読む】
インフレと物価高
インフレとは通貨価値の下落をさす。同じ通貨で交換できる物の価値が下がる現象であり、要するに物の販売価格が上昇する訳である。物価高は物を購入するのに、以前より多くのお金が必要となることを言う。
インフレと物価高は同じことを意味しているが、文脈の中で微妙に使い分けられる。インフレは、かつてよく言われ...【続きを読む】
認知症の取り扱い
10月に著名な女性声優が亡くなった。テレビニュースでは各局がこのことを大きく報道していた。訃報に接した一般市民へ街頭インタビューなどを行い、その驚きと悼む声がいくつも紹介されていた。
この方は、亡くなる前に認知症を長く患っていた。ニュースではそのことに全く触れていなかった。翌日の新聞報道では認知...【続きを読む】
万歩計と体重計さらに卓上カレンダー
万歩計(これは商品名なので「歩数計」と言った方が適切なのかもしれないが)を着け始めて20年以上になる。きっかけは川柳大会の賞品だった。当時はまだ40代前半だったので、こんなものが何に役立つのかと見向きもせず放っておいた。その後、人間ドックで尿酸値が高くなったことが判明し、運動しなければいけないと謙...【続きを読む】
法の無力性について
9月に再審無罪となった袴田事件のことは、今年の10大ニュースにおそらくランクインする話題になるだろう。それほど大きな衝撃を与えた出来事だった。
平成26年に死刑及び拘置の執行が停止されて袴田巌さんが釈放された時から、これからどうなるのだろうと私はものすごく気になっていた。その後の進展はいろいろあ...【続きを読む】
尾崎一雄「虫のいろいろ」から
尾崎一雄(1899~ 1983)の短編小説「虫のいろいろ」を若い頃に読んで、ずっと惹かれるものがあった。今更ながらネットを検索すると、本文があったので以下に抜粋する。
[それからまた、私は、世にも珍らしいことをやってのけたことがある。額で一匹の蠅を捕まえたのだ。
額にとまった一匹の蠅、そいつを追...【続きを読む】
奇跡は起こらない
平成23年3月11日に起きた東日本大震災で、岩手県釜石市の3,000人近い小中学生のほぼ全員が避難して無事だったことは「釜石の奇跡」と呼ばれている。
生徒達が迅速に対応できたのは、釜石市内の学校が数年間取り組んできた防災教育プログラムの成果によるものだった。だから地元の関係者の中には、この取り組...【続きを読む】
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