ずいぶん長いあいだ本ブログまでたどり着けなくて申し訳ありません。外出規制が全国で解除されても新型コロナウイルス感染への不安が拭えないのが悔しいですが、皆さまお元気でお過ごしだったでしょうか。
あいかわらずコロナ禍で川柳大会や句会の中止・延期が続いています。コロキュウムは毎月開催の句会を今年2月初めにいったん小休止したのですが、今から思えばこれでよかったのかな、と。最初は年度末に合せて3月までとしてもよかったけれどなぜか「2月」と決めてしまった。でもそのおかげで参加の方々にきちんとご挨拶もできたし、これが3月までひきずっていたらそのようなけじめもつけられないまま流されてしまったかも、と。
ただ、吟行勉強会としてこれからも開催予定にしているぜりぃびぃんずは3月分から6月分まで中止・会場キャンセル。見通しのつかない状態のため、7月以降は会場予約も見合わせていました。これも仕方ないこと、と半分あきらめていたのですが、5月初めにふと思いついたのがリアル吟行の代わりに頭の中で想像しながら吟行する「エア吟行」ならできるのではないか、と。早速メンバーに呼びかけて5月から試運転を始め、第一回はパリへのエア吟行を行いました。投句、清記、互選結果などはメールを使ってのやりとりで、やり方はまだ試行錯誤中。とはいえ少し後ろ向きになりがちだった川柳脳がちょっぴり活性化してくれたように思います。そして、6月に入り、第二回目のエア吟行内容を連絡しないといけない時期に入っているのですが、ここ2,3日中には、と思っていますのでぜりぃびぃんずメンバーの皆さま、もう少しお待ちくださいませ。
そして現在初校真っ只中のコロキュウム89号ですが、それと並行して私自身の執筆分がまだ8ページ分残っていて(!)正直ちょっと修羅場状態(笑)。
それでもいつもよりは早く完成できそうですし、今月からは長い間休講が続いていた各地カルチャーの川柳教室再スタートもあって、三ヶ月近くステイホームでなまってしまった身にはいくぶんこたえるかもしれません。もちろん手洗い、マスク、消毒などコロナ対策をきっちり行いながら動きださねば。(写真は昨秋、大阪モノレールの駅の構内に展示してあった「曼荼羅アート」から)