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 越谷市教育委員会の「こしがや市民大学」の6回目の講座として川柳が呼ばれました。
「川柳の楽しみと文化」というタイトルで、280名ほどの方々に川柳の話を聞いていただきました。160319_2
大学での講義と違い、
孝行のしたい時分に親はなし
などという句は、川柳としてでなくとも、ほぼ100%皆さんが知っていらっしゃいました。大学生では多くて二割程度。こういったコトバが家庭内で使われなくなってきた証であり、コトバを通した道徳が継承されなくなったことなのでしょう。
・川柳の基本知識(定型・内容・発祥の歴史)
・俳句と川柳の違い
・古川柳から公募川柳までの展開と視点変化
・社会・人生における川柳との関わり
・句会の川柳・私の川柳・社会の川柳(時事)
・川柳作句センス
といった内容を2時間の講演。70枚のスライドが、視覚的にも川柳への誘いに効果的だったようで、質疑応答を前に、会場からいろいろと声があがり、とても参加者が生き生きしていました・・・というのは担当の方。
幾人が、今後も川柳へ興味を持ってくれるかは、わかりませんが、少なくとも、サラ川のような表面的な笑いだけではない、人間存在の深いところからうまれる笑いも知っていただけたことと存じます
話した方も、とても気持のよい講演会でした。

 



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