無関心は若者流儀聞き流す
私事ですっかり失念しておりました。 他人事に興味津々なのは、おばさんの特権で他人事に興味がないのではなく、他人事に耳を傾けたり、口を挟んだりすること自体が無礼なのだという認識を心得ているのが現代の若者なのである。だが、若者も齢を重ねるとやがてオバサンになるのだ。
...【続きを読む】
ピンポーン野菜を置いていく隣り
マンション生活者にはピンとこない状況ではあるが、農作業家の田舎暮らしでは日常茶飯の出来事である。頂いた野菜を見ながら「今年は猛暑の影響で少し小振りだね」と生意気にも品評しながら、新鮮な野菜を戴くのである。やがて、お返しの野菜が隣家の縁側におかれる日も近い。
...【続きを読む】
見せかけは気丈なんだが短気もの
短命と短気は似て非なると「意義あり」と聞こえてきそうだが。今夜の献立さえ、国中で共有できる時代背景の中で、外観は第一印象として絶対の必要条件となっている。でも、でも、端正で気丈な現代要求を備えているというこの人も、気短なのが・・・。だから希少価値がある。と、これは独り言です。
...【続きを読む】
呆けてても父には判る人の良し悪し
戦火を潜り抜けて今日まで80年。まだ戦場の話となれば目が輝くが、メールやインターネットの話題には、スヤスヤと寝息で応える。そんな父でも初対面の人には精一杯の応対をする。呆けていることが分かった相手が軽く流すと感じることがあるらしい。
...【続きを読む】
楽しみを老後に廻し今を生き
若い人の句ならちっとも面白くないが、間もなく90歳の作者なら、ちょっとユーモアがあると思う。楽しみを後回しにして、今日の汗を流そうという。外野席から楽しみなんてあるのですか?と横やりが入る。この世の楽しみは嘗め尽くしてきたのかも。
...【続きを読む】
外観はまっすぐ伸びてねじれもの
こちらは植物のはなし。例えば、ねじれて生きる定めの中で、この世に生を受けて生まれつきの素直さで真っすぐ伸びたとしたら、世間の期待に背いた「ねじれもの」の烙印が用意されて待っている。だよね、ねじり花さん。コスモスさんは真逆だよね。そよ風にはなびくけど。
...【続きを読む】
歳訊かれ百を五で割りかける四
こんなふざけた会話をひとり喜んでいたのも遥か昔話になった。というのも、老人相手に齢を聞くほど暇な御仁はいやはらないからである。それ程世知辛い世に変遷したのだろうか。いやいや、此方が存えすぎただけである。今は「百を五で割り掛ける4.5」字余りでした。
...【続きを読む】
ちぎれてもいつか笑ってつなげます
ブログに参加させてもらって随分になる。これは是非伝えたいと思っている言葉や思いは、なかなか伝わらない。逆に平凡だなと思っている言葉の方が反響が大きい事もある。輪を大切にする若者が、事あるごとに「言葉をつなげたい」と言うのもうなずける。
今朝の朝日にも「丸裸の言葉だけではつながらない」とあります。言葉...【続きを読む】
感動と勇気は貰うものじゃない
ある作家が、最近どうにも納得しがたい言葉があるという。私も指摘されるまで、少しの不具合や矛盾も感じていなかっただけに、言われてみれば何となく共鳴するところがある。言葉の綾に上手く載せられていたのかもしれない。ここまで言っても納得しがたい方がおられることを承知の上だとその作家はいう。
...【続きを読む】
曖昧な語尾のしずくをサッと切る
若者の相手を慮っての行動は、臆病者の私にも追っつかないことがしばしばである。ある日、「えっそんな事平気で言うん?」と思う出来事に遭遇した。事例を機会あるごとに同世代の若者に問いかけたら、あっさりと「当たりまじゃん!」。結局は価値観の相違らしい。
...【続きを読む】
占いもまじえて二人揺れている
二人の仲はかなり進んでいるとも読める。両親にも紹介してきたが、その返事は甘いものではなかったようだ。ふっとデートの合間にのぞいた占いでも、両親と同じ雰囲気だったことを、敏感に感じ取ているお二人さん。やり直しのきかない人生、思い切るしかないだろうか。
...【続きを読む】
生きるとは演じることよ衣更え
人間が生きて生活していくことは、人生を演じているのだという。一人ひとりが舞台に立つ役者だと思えば、四季の移ろいに合わせて衣装を変えるのは当然である。そう思えば、季節を先取りしながら素早く衣替えするのも、生きている演技者の務めである。
...【続きを読む】
廃屋と見られとうない花咲かす
田舎に限らず大都会でも、廃屋は社会問題になっており、法律の改正までして対策に躍起です。ではありますが、いざ我がごとと捉えると、思い出がぎっしり詰まっており、行政の都合に簡単に従うわけには行かないのが実情のようです。弱者の無言の抵抗かも知れませんね。
...【続きを読む】
だってしょうがないでしょこの顔じゃ
充分素敵なおかおですよ。そんなに開き直りなさんな、少々欠けたって、これまで苦楽を共にしてきた仲好しの貌じゃありませんか。ほらあの晩、若者が口笛を鳴らして囃し立てて呉れたじゃありませんか。きっとあなたがとっても可愛かったのだと思いますよ。
...【続きを読む】
忘れたいと思い忘れたこともある
忘れたい思い出は、忘れたいと思えば思う程鮮明に記憶に残っているという経験は誰でもお持ちだろう。ところがである、ここまで存えると、過って忘れたいのに忘れられなかった事をすっかり忘れているのです。きっと皆様にもそのチャンスはきますから。
...【続きを読む】
根張りまで見られてすべて知られてる
雑草の中に隠れている根張り、見える筈のない内輪の話しがすっかり漏れていた経験がおありだろうか。実は小学に入学したばかりの倅が、お隣のおしゃべりオバサンの話術にすっかり嵌ってしまっていた。気が付いたときは後の祭りでした。
...【続きを読む】
遊ばれてみたいお方も老い給う
以前から心憎く思っていたお方とご縁がなくて随分と月日が流れた。コロナも収まり、ようやく平静を取り戻したある日、ばったりとあの方にめぐり合った。そう、あれから五年もたっているのだから、当然と言えば当然ではあるが、自分も同じ時間を経ていることを忘れて憧れた昔が幻のように思える。
...【続きを読む】
二人きり話すことなど無いが好い
例えばの話ではあるが、特に話しておかなければ、あるいは聴いておきたいこともない二人だけの時間を持て余していないところが憎い。しかもそれを好いと肯定している。いよいよ本物の仲であることが容易に想像がつく。若干の羨望感も拭えない。
...【続きを読む】
Loading...





































