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2022年10月31日
♥
18
間に合ってくれと飛び乗る夜行バス
お決まりの「一コマ切り」川柳。自分の環境に合わせて、シナリオはいくらでも描ける。ひと昔前だったら、庶民が飛び乗るのは「夜行列車」に相場が決まっていた。乗り物が高速化してノロノロの移動手段は見向きもされない。夜の明けるまでじっとしておれない心...
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2022年10月25日
♥
11
お得意先の犬の名前もメモにする
営業という競争社会に身を置いた方なら「さもありなん」と簡単に納得して頂けるのだが。正確だけを旨とする業務に明け暮れた方には「?・?」となるかも。お得意様が犬好きだったら、大量注文間違いなしで努力が報われて、目出度し目出度しとなる。経験からし...
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2022年10月20日
♥
13
野の花が向かう自然のなすがまま
◎ 世の中が進歩すればするほど、自然の尊さが見直されて、何事においても貴重な存在になる。手を加えた美しさも、精密さを増しているが、自然を生き抜いて、日々たゆまぬ変化を遂げてきた野草の自然の美しさには叶わない。今日も自然は容赦なく野草に猛威を...
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2022年10月15日
♥
14
あと五分すれば半額整える
「近くの総裁のお店は定刻になるとすべて半額になる。半時間前はガラガラだが、五分前には長い行列ができる。私は勇気を出して先頭に並んでいる。」と代弁して頂いた吉田利秋氏に感謝である。庶民にとって、一見時間の浪費が限りある収入を補う黄金の時間なの...
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2022年10月10日
♥
9
遠慮気にやや得意げに駅ピアノ
「ピアノの演奏を通して、その人の人生の一端を垣間見る駅ピアノの番組。遠慮気にやや得意げにとした表現が人間の心理を突いている」とは、平尾正人氏から頂いたコメント。やや離れた場所から手を助ける思いで、見守っていたママ。弾き終わった笑顔のおさげ髪...
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2022年10月5日
♥
11
なぐさめるから淋しさが湧きあがる
〇 じっと我慢して耐えている哀しみを、在り来たりのことばで慰められると、耐えていた哀しみが一気に噴出してしまうことは誰もが、一度や二度は経験してきた筈である。転んで膝小僧をスリむいだが、噴出す血を見て痛さはさらに増すのである。いよいよ我慢は...
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2022年9月30日
♥
13
「ですよね」を繰り出す会話乗り切れず
難聴を自覚してから、随分になる。今は周囲が慮ってそれなりの、温かい労わりで包んで呉れているから楽しい。それでも古い世代には馴染めない言葉がどんどん生まれる。滔々と持論を展開したかと思えば、尻窄めにがっかりさせられる。「ですよね」も表現は優し...
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2022年9月25日
♥
12
転び癖いつも何とかなる不思議
高齢者と転倒はワンセットのようなものである。その経験のない高齢者は皆無である。例にもれず、しっかり転倒してきた。病院のお世話になったこともある。それでも、今日までこうして普通の生活が出来ているのは、いつも何とかなった身体と、反省しているとい...
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2022年9月20日
♥
10
年の差を解いて上手に交わされる
台風一過、爽やかなこの季節になると几帳面に合えると言うか、お目にかかれる人がいる。最初は、行きずりで気にも止めないが、毎年、同じ季節に邂逅すれば、気候や景色にも融合して、だんだんと印象に残ってくる。やがて、何時とはなしに心待ちにしている自分...
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2022年9月15日
♥
16
死刑にはならぬ遊びが面白い
遊びの中には、微罪を振りまいているものが結構ある。そこが大人の遊びだと洒落て言うが、やばい遊びは手を染めると抜けられなくなるのがお決まりで、考えてみると人間は弱い生きものではある。死刑にはならない遊びって、なにがあるのだろう。さあ、あなたも...
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2022年9月10日
♥
18
すこし愚痴言い過ぎました雨続き
◎ 病を得てから感情の起伏が激しくなったことが自分でもはっきり判る。わかっていながら、ふと気づくと今日も同じ愚痴を繰り返している。口をついて出た言葉は回収不能なのだけれど。ここにきて、自分は病だという事で、世間にあまえていたのではないだろう...
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2022年9月5日
♥
16
うっかりと私ひとりが西を向く
よくある話ではある。うっかりを認めているが、西はこっちだと確信したうえで向いたとしたら、悲劇を通り越してピンチである。長い人生にはいくらでも転がっている不幸の種なのである。うっかりであって欲しいのは本音。 &n...
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2022年8月31日
♥
12
何処で切っても人生は途中なのだ
「何処を切っても」の「を」と「で」の違いが、句を左右する。「を」の場合は終わってしまった人生について語っているが、「で」はいまも続いている人生を語っている。勿論、後者でないと作者の意に添わないと勝手な解釈と一緒にぼやかせて貰った。 &nb...
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2022年8月24日
♥
20
みんなより少し老けてるだけなのに
木割大雄氏(俳句作家)に取り上げて貰った現代川柳である。「この一句に出会ってうれしくなっています。そうですよねぇと一人でにやにやしています。嬉しいではないか同感である。」というコメントを頂いたことで。自分的には一気に輝きを増したような錯覚を...
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2022年8月20日
♥
20
サーブ権真っ赤なバラで取り戻す
相手との主導権争いに真っ赤なバラを送って、サーブ権を取り返したという。サーブ権の句は、ときどき見かけるが、二人の間の微妙なサーブ件争いは、複雑怪奇で、第三者には理解が難しい。次の新手に何を繰り出そうかと、レシーブしながら考えている。 ...
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2022年8月16日
♥
20
小走りの未だ麓を彷徨えり
齢86歳を迎えている。いまだに見上げる視線に変わりはない。此処まで来れば、もう世の中からは邪魔物扱いである。振り返れば、あっという間の80数年だったような気がする。役には立たなかったが、大きな迷惑もかけなかったというささやかな自負。これでよ...
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2022年8月10日
♥
12
大振りを見せて出方を読んでいる
「一読明解」今回は、何の補足説明も要らない、読んで、そのまんまである。お互いに相手のことを、もうひとつよくわからない場合によく使う手段ではある。次に見せる態度が、今後の二人の関係の決め手となる。言葉は相応しくないが、腹の探り合いかも、人生に...
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2022年8月5日
♥
15
あの日何処にいたかと訊かれない平和
兄姉三人の原爆症患者と暮らしていた頃には、ピカドンの話題から逃げようとしても逃がして貰えなかった。世代が変わり、戦争をスポーツ化して考える若者も少なくないのか、戦争のルール?違反には反応を示す。戦争はきれいごとでは終わらない、ノーサイドなん...
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2022年7月30日
♥
21
涙すれすれきれい事では生きられぬ
他人様の前では「涙すれすれ」とはいうものの、もうこれまでに、充分涙を流していながら、「すれすれ」といいかっこして、取り繕っている。「きれいごとでは生きられぬ」と、本音を吐露しながらもしたたかに生きている芯の強さがにじみでており頼もしいし、い...
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2022年7月25日
♥
17
真ん丸は素敵だが真ん丸は描けぬ
コンパスで描いた丸には、味も素っ気もない。この句の丸は手書きの丸である。すなわち、個人が懸命に生きてきて持ち合わせている丸い個性である。他方から見れば丸い輪も、見る角度によっては歪に見えることもある。それこそが個性で、個人の味である。理想を...
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profile
富田 房成
(とみた・ふさなり) 1936年 山口県柳井市に生まれる 1996年 光川柳会で川柳を始める 1997年 夫婦松川柳会編集担当 2002年 川柳大学会員 2008年 現代川柳研究会...
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ブログ作家の本
木立時雨
令和川柳選書 影と海と風
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1116-9
平井美智子
令和川柳選書 右上がり
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1107-7
櫻木庵 尾藤川柳
川柳の楽しみ 改訂版
定価:(本体
¥
1,200
+税)
文庫判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-86044-144-9
木立時雨
宮城発!お魚川柳
定価:(本体
¥
1,400
+税)
四六判ソフトカバー・136頁
ISBN978-4-86044-616-1
尾藤川柳
川柳家のための誹諧武玉川 初編
定価:(本体
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1,200
+税)
A6判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-8237-1063-6
たむらあきこ
令和川柳選書 よけいにさみしくなる
定価:(本体
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1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1171-8
尾藤一泉
川柳作家ベストコレクション 尾藤一泉―すこしつかれてあたたかい色になる
定価:(本体
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1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-916-2
赤松ますみ
川柳作家ベストコレクション 赤松ますみ―むらさきになったり透けてしまったり
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-986-5
名雪凛々
凛々の窓
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-490-7
勢藤潤
令和川柳選書 帰る家がある
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1123-7
最近のコメント
間違い探しかなと左右見比べましたが、
ひざポン1をゲット!!
胸に生きている人は、私の生が有る限り
有難うございます。晩秋の境港の街角は
イラストが楽しいデス‼️ 色も独創的
どうにもならない現実を変えてくれるリ
今晩は〜🌃 夜分失礼します。、今日(
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2022年9月25日
転び癖いつも何とかなる不思議...
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