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2023年2月24日
♥
16
仔猫のようにトロフィー撫でているメッシュ
ワールドカップの世界一に挑む世界中の猛者たちの中で、その幸運に浸れるのは、世界で僅かな人数で、しかも四年に一回きりである。その中のひとりメッシュが掴んだトロフィーをまるで仔猫を撫でるように何度も愛しみながら撫でまわしている映像が世界中へ流れ...
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2023年2月17日
♥
19
期待ほど心変わりをしない国
見違えるような活躍をした国がある一方で、期待されながら、贔屓の引き倒しになった国もある。その中のひとつに開催国のカタールがある。ワールドカップ史上で、最速で敗退したという。新記録を残して会場から消えて行った。 ...
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2023年2月10日
♥
23
この次へ気張りなさいと秋の雲
日本のイレブンも健闘虚しく決勝トーナメントの初戦で、涙を呑んだ。若いホープも全力の限りを尽くして、誰憚ることなく清々しい涙を零している。若いエースには、まだチャンスが何度でもある。この次のチャンスに今日の経験を生かして「気張りなさい」と秋の...
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2023年2月4日
♥
21
かろうじてはみ出さぬように理性眉
頂点に立てるのは、世界中でただ1チーム本命と目されて、自他ともにその道を歩んできても、実力だけでは御し切れないこの世界のストーリー。人生最後のチャンスに賭ける世界のエースが敢え無く涙を飲む。原因はいろいろあってもじっと我慢が眉を濡らす。同僚...
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2023年1月27日
♥
24
月は戻ったがまだ欠けている私
今世紀最後の皆既月食を経て、眼裏に赤味がかった朧月が残っていて、脳裏から離れないという者もいる。あの夜から、なかなか立ち直れないでいるという。月食と体調の不具合に関連性はないものを、傷の深さを噛みしめているようだ。素早く立ち直ってくれるのを...
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2023年1月20日
♥
21
屋ぬちでも運動足りるもの忘れ
冷蔵庫の前まで行ったら何を取りに来たのか物忘れして、また用事を思いついた所まで舞い戻る。元の場所に戻れば、ずっと前から探していた道具がふっと見付かる。もう冷蔵庫のことは、頭から飛んで消え、先日来の継続作業に没頭している。 全くの私事ではあり...
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2023年1月13日
♥
29
どこを切っても男の芯が逸れている
最近は、マスクも屋外では原則着用不要と言っているが、市民は外さないのか、外せないのか。他人に迷惑がかかるから外せないのなら尊い。習慣になっているとしたら、なお凄い。しかし、何かが足りないような気がする。通念や習慣の奴隷になって法制度を遵守し...
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2023年1月3日
♥
29
ことばとはにれかむ新子まだ側に
最近、川柳の世代交代が進んで、信号無視に近い句も、堂々と活字に残っている。一旦停止を無視するどころではない。標識の見方さえ覚束ないようだ。まあ、誰でも同じ道を歩むのではあるが、根本的に違うのは、後フォローが無い事で、交通違反の罰金とまでは行...
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2023年1月1日
♥
16
「ママに優しくしようかな」パパが言う新年
新年あけましておめでとうございます。お雑煮を祝って、新年恒例の子供たちが「今年こそ」とそれぞれの誓いを披露しながら、決意を示してくれる。吊られたようにパパがふっと漏らした誓いに、子供たちが、拍手で讃えてくれる。ママだけは一瞬ほころばせた顔を...
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2022年12月30日
♥
14
いま一度焼かれ弾けてみたい栗
存えていると刺激や感動が減ってくる。というより、むしろ皆無の世界で息をしているようなものである。苦節を越えてきた過去を振り返って、しみじみ懐かしんでいる。疲れ、剥かれ、干され、焼かれてきたが今なら耐え得るだろうか。あえなくプッツンするかも知...
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2022年12月20日
♥
22
老々介護たぶん最後の濃密期
若い読み手には、他人事かも知れないが、後期高齢者にとっては、切実な問題である。そう思うことでこれまで越えてきたなんだ坂を助けたり、こんな坂で助けられたりしたことが甘く蘇る。これが最期、今日で終わり、と言い聞かせながらの介護が、大切な最後の濃...
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2022年12月15日
♥
13
売れぬCDが奏でてくれる売れぬわけ
ひと山いくらのCDを片っ端から聞いてみた。勿論世代も違うが、それなりにひと山の理解はできる。が、どこか物足りなさを感じながら、「売れないのは当たり前だよな」と自身を納得させている。それでも中に掘り出し物もあるから、この狎れた作業が面白いし、...
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2022年12月10日
♥
19
富むものとそうでないもの分ける櫛
下五の櫛で分けるもの、「髪」「税」「位」「住」挙げればきりがない。読み手がぴたり来るものを探してほしい。いつもながら「そうでない」部類に属した暮らしに馴れていて、いまさら緊張感も無いが、簡単には見つからないけれど、一発逆転の題材を模索するの...
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2022年12月5日
♥
21
滲みやすい性質で汚れている上辺
上五はやや説明句調だが、暗に中身は真っ白ですよと仄めかしている。滲みやすい和紙に例えてわが心の感受性の強さをさりげなく表現して、人生にもまれてきた証拠の汚れも自認している。反面手漉き和紙の丈夫さも仄めかしている。 ...
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2022年11月30日
♥
10
善人を演じ善人らしくなる
根っからの善人は善人の何たるかを知らない。少々の悪には理想の善人像がでんと聳える。善人を演じることなど、簡単な振舞いである。それが習慣になれば、心中はどうあれ、はた目から見れば善人に見えてくる。他人様の外観では心中など計り知れないのだ。 ...
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2022年11月25日
♥
18
隠してることを隠して笑顔撒く
有名人には多い普通の話である。けれど凡人にはなかなかできない仕草である。世間では「おくびにも出さない」というが、相当に期するものがない限り、すぐさま周囲に嗅ぎ取られてしまう。撒く笑顔だって、取ってつけたような笑顔では話にならない。身近な者を...
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2022年11月20日
♥
16
まぐれとは言わせぬ血豆残した掌
コーチか、取材者か、ファンの目か、好結果を残した本人が謙遜も踏まえて「まぐれです」という。評論家も認めるその実力に加えて、素振りで潰した血豆が物語っている。まだまだいくつもの壁が立ちはだかっていることは、みんなが納得の上で、将来への期待を満...
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2022年11月15日
♥
16
魔が差してそれから二女の母となる
「魔が差して」の解釈でそれからの展開ががらりと変わる。魔が差すのは男性と相場が決まっているが、今回は女性の立場で詠まれている。しかもその状況は現在も継続している。という事は、きっかけ(契機)こそ魔が差したのだけれども、それなりに継続している...
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2022年11月11日
♥
16
力には力だなんて哀しいね
民主主義とは、かくも脆い主義だったのだろうか。戦後の混乱期を過ぎて、ようやく民主義らしい雰囲気になってきたのは、私の場合 中学生になってからである。今また力で司る風潮が見え隠れする。他国の不幸は見て見ぬふりをする。安い労力を求めて世界中を這...
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2022年11月5日
♥
21
落書きに出て来るわたしほぼ事実
落書きに登場する人物評は、大方の場合、悪口や嫌味の一刺しが多い。それを承知のうえで、彼女は「大体において事実だ」と潔く認めて、悪びれる様子のないところに、中味が少々不利なことでも却って好感が湧くというもの。証拠はあっても罪にならなけらば逃げ...
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profile
富田 房成
(とみた・ふさなり) 1936年 山口県柳井市に生まれる 1996年 光川柳会で川柳を始める 1997年 夫婦松川柳会編集担当 2002年 川柳大学会員 2008年 現代川柳研究会...
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ブログ作家の本
平井美智子
川柳作家ベストコレクション平井美智子―一匹の美学 一途に月を追う
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-979-7
太秦三猿
川柳作家ベストコレクション 太秦三猿―知られたい個人情報だってある
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-941-4
櫻木庵 尾藤川柳
短冊の書き方と鑑賞
定価:(本体
¥
1,200
+税)
文庫判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-86044-145-6
川柳マガジン編集部
川柳杯投句権(2句分)
定価:(本体
¥
454
+税)
渡辺柳山
全国川柳作家集「こころの調べ」
定価:(本体
¥
1,200
+税)
A5判ペーパーバック ・112ページ
978-4-8237-1444-3
木立時雨
宮城発!お魚川柳
定価:(本体
¥
1,400
+税)
四六判ソフトカバー・136頁
ISBN978-4-86044-616-1
木立時雨
令和川柳選書 影と海と風
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1116-9
赤松ますみ
川柳作家ベストコレクション 赤松ますみ―むらさきになったり透けてしまったり
定価:(本体
¥
1,200
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新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-986-5
野村賢悟
令和川柳選書 第三句集
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1147-3
松橋帆波
川柳作家ベストコレクション 松橋帆波―やがて春ならん想いの頬でいる
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-886-8
最近のコメント
間違い探しかなと左右見比べましたが、
ひざポン1をゲット!!
胸に生きている人は、私の生が有る限り
有難うございます。晩秋の境港の街角は
イラストが楽しいデス‼️ 色も独創的
どうにもならない現実を変えてくれるリ
今晩は〜🌃 夜分失礼します。、今日(
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