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2023年4月7日
♥
21
生きるのも苦しきことも同じ明日
見えにくくなった明日。何も視力が衰えたわけではない。聞こえ辛くなった幸せ、何も難聴になったわけではない。それ程に明日の絵が見えにくくなったと言うのである。個人差はあるが、今日の情景からして、結構身に詰まされるものがある。今日を生きるという事...
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2023年3月31日
♥
13
ともかくも1mmでいい足の先
今回のワールドカップから採用されたBMR方式。三苫選手のつま先1mmが日本を勝利に導いた。公平や平等を尊ぶなら、スポーツも全てに導入しなければならない。汎用性の広い参加人数や、裾野の広さなどから導入が進んでいくだろう。1mm、0.1secの...
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2023年3月24日
♥
17
手枷足枷切ってボールを弄ぶ
エースになればなるほど、相手チームから徹底的にマークされる。ときには、二人三人に囲まれる、そのマークをドリブルで搔い潜り、あたかもボールを弄んでいるかのように、相手陣内を縦横無尽に駆け巡る。相手の裏をかく、体力も走力もそして頭脳も必要とされ...
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2023年3月17日
♥
14
眉きりりああ人生のど真ん中
晴れてワールドカップの審判員の一人に、日本人が初めて選ばれた。しかも女性である。ひとつの誤審がそのゲームを左右し、国の威信にも影響するだけに、恐いような責任を背負っている。確かな眼力に加えて、近代サッカーは、攻守の切り替えが早く、男子選手と...
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2023年3月10日
♥
16
エリートもあずらなんだら生きられぬ
「あずる」は北海道と山口など中国地方の一部で使われる方言で「手こずる・持て余す」の意。国を挙げての四年に一度の祭典。その名誉を背負ってピッチに立つた者が得る名誉。そのスーパースターが凌ぎを削って戦う。並大抵の精神力では生き残れない。程度の差...
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2023年3月3日
♥
18
ひとりづつ処刑をされるPK戦
今回のワールドカップは延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれ込んだ試合が沢山あった。日本もPK戦で涙をのんだが、日本の場合は、選手が自主的にPK戦を申し出て挑戦したという。最初に手を挙げた選手の勇気を讃える後日談もあった。観客が掲句のような目...
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2023年2月24日
♥
16
仔猫のようにトロフィー撫でているメッシュ
ワールドカップの世界一に挑む世界中の猛者たちの中で、その幸運に浸れるのは、世界で僅かな人数で、しかも四年に一回きりである。その中のひとりメッシュが掴んだトロフィーをまるで仔猫を撫でるように何度も愛しみながら撫でまわしている映像が世界中へ流れ...
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2023年2月17日
♥
19
期待ほど心変わりをしない国
見違えるような活躍をした国がある一方で、期待されながら、贔屓の引き倒しになった国もある。その中のひとつに開催国のカタールがある。ワールドカップ史上で、最速で敗退したという。新記録を残して会場から消えて行った。 ...
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2023年2月10日
♥
23
この次へ気張りなさいと秋の雲
日本のイレブンも健闘虚しく決勝トーナメントの初戦で、涙を呑んだ。若いホープも全力の限りを尽くして、誰憚ることなく清々しい涙を零している。若いエースには、まだチャンスが何度でもある。この次のチャンスに今日の経験を生かして「気張りなさい」と秋の...
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2023年2月4日
♥
21
かろうじてはみ出さぬように理性眉
頂点に立てるのは、世界中でただ1チーム本命と目されて、自他ともにその道を歩んできても、実力だけでは御し切れないこの世界のストーリー。人生最後のチャンスに賭ける世界のエースが敢え無く涙を飲む。原因はいろいろあってもじっと我慢が眉を濡らす。同僚...
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2023年1月27日
♥
24
月は戻ったがまだ欠けている私
今世紀最後の皆既月食を経て、眼裏に赤味がかった朧月が残っていて、脳裏から離れないという者もいる。あの夜から、なかなか立ち直れないでいるという。月食と体調の不具合に関連性はないものを、傷の深さを噛みしめているようだ。素早く立ち直ってくれるのを...
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2023年1月20日
♥
21
屋ぬちでも運動足りるもの忘れ
冷蔵庫の前まで行ったら何を取りに来たのか物忘れして、また用事を思いついた所まで舞い戻る。元の場所に戻れば、ずっと前から探していた道具がふっと見付かる。もう冷蔵庫のことは、頭から飛んで消え、先日来の継続作業に没頭している。 全くの私事ではあり...
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2023年1月13日
♥
29
どこを切っても男の芯が逸れている
最近は、マスクも屋外では原則着用不要と言っているが、市民は外さないのか、外せないのか。他人に迷惑がかかるから外せないのなら尊い。習慣になっているとしたら、なお凄い。しかし、何かが足りないような気がする。通念や習慣の奴隷になって法制度を遵守し...
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2023年1月3日
♥
29
ことばとはにれかむ新子まだ側に
最近、川柳の世代交代が進んで、信号無視に近い句も、堂々と活字に残っている。一旦停止を無視するどころではない。標識の見方さえ覚束ないようだ。まあ、誰でも同じ道を歩むのではあるが、根本的に違うのは、後フォローが無い事で、交通違反の罰金とまでは行...
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2023年1月1日
♥
16
「ママに優しくしようかな」パパが言う新年
新年あけましておめでとうございます。お雑煮を祝って、新年恒例の子供たちが「今年こそ」とそれぞれの誓いを披露しながら、決意を示してくれる。吊られたようにパパがふっと漏らした誓いに、子供たちが、拍手で讃えてくれる。ママだけは一瞬ほころばせた顔を...
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2022年12月30日
♥
14
いま一度焼かれ弾けてみたい栗
存えていると刺激や感動が減ってくる。というより、むしろ皆無の世界で息をしているようなものである。苦節を越えてきた過去を振り返って、しみじみ懐かしんでいる。疲れ、剥かれ、干され、焼かれてきたが今なら耐え得るだろうか。あえなくプッツンするかも知...
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2022年12月20日
♥
22
老々介護たぶん最後の濃密期
若い読み手には、他人事かも知れないが、後期高齢者にとっては、切実な問題である。そう思うことでこれまで越えてきたなんだ坂を助けたり、こんな坂で助けられたりしたことが甘く蘇る。これが最期、今日で終わり、と言い聞かせながらの介護が、大切な最後の濃...
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2022年12月15日
♥
13
売れぬCDが奏でてくれる売れぬわけ
ひと山いくらのCDを片っ端から聞いてみた。勿論世代も違うが、それなりにひと山の理解はできる。が、どこか物足りなさを感じながら、「売れないのは当たり前だよな」と自身を納得させている。それでも中に掘り出し物もあるから、この狎れた作業が面白いし、...
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2022年12月10日
♥
19
富むものとそうでないもの分ける櫛
下五の櫛で分けるもの、「髪」「税」「位」「住」挙げればきりがない。読み手がぴたり来るものを探してほしい。いつもながら「そうでない」部類に属した暮らしに馴れていて、いまさら緊張感も無いが、簡単には見つからないけれど、一発逆転の題材を模索するの...
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2022年12月5日
♥
21
滲みやすい性質で汚れている上辺
上五はやや説明句調だが、暗に中身は真っ白ですよと仄めかしている。滲みやすい和紙に例えてわが心の感受性の強さをさりげなく表現して、人生にもまれてきた証拠の汚れも自認している。反面手漉き和紙の丈夫さも仄めかしている。 ...
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富田 房成
(とみた・ふさなり) 1936年 山口県柳井市に生まれる 1996年 光川柳会で川柳を始める 1997年 夫婦松川柳会編集担当 2002年 川柳大学会員 2008年 現代川柳研究会...
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ブログ作家の本
富田房成
令和川柳選書 GENTENBAN
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1264-7
平井美智子
令和川柳選書 右上がり
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1107-7
岡本恵
かみさまのいうとおり
定価:(本体
¥
1,000
+税)
A5判変形・ソフトカバー・114頁
ISBN978-4-86044-431-0
山本由宇呆
川柳句集 星屑の方舟
定価:(本体
¥
1,200
+税)
四六判・ソフトカバー・186頁
ISBN978-4-86044-461-7
名雪凛々
川柳作家ベストコレクション 名雪凛々―花びらになってあなたに逢いに行く
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-959-9
たむらあきこ
前田咲二の川柳と独白(川柳作家ベストコレクション)
定価:(本体
¥
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+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-001-5
勢藤潤
令和川柳選書 帰る家がある
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1123-7
杜青春
川柳作家ベストコレクション杜青春―炎天下台湾全土焼芋化
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-948-3
植竹団扇
全国川柳作家集「団扇の噺」
定価:(本体
¥
1,200
+税)
A5判ペーパーバック・110ページ
ISBN978-4-8237-1451-1
野村賢悟
川柳作家ベストコレクション野村賢悟―花曇り逢いたい人はもういない
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-967-4
最近のコメント
間違い探しかなと左右見比べましたが、
ひざポン1をゲット!!
胸に生きている人は、私の生が有る限り
有難うございます。晩秋の境港の街角は
イラストが楽しいデス‼️ 色も独創的
どうにもならない現実を変えてくれるリ
今晩は〜🌃 夜分失礼します。、今日(
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2026年6月5日
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2025年2月28日
占いもまじえて二人揺れている...
2024年9月28日
絶対に許すもんかと唾を呑む...
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