どう言えば好かったのかと時雨避け
突然の不機嫌にあたふたしている今更口をついて出た言葉は回収などできない。ひたすら弁解するだけである。無意識の中で犯したミスは反省の材料にはなるが、相手との距離を縮めるには決してはならないお手付きである。
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みんなして何にも言わぬ無関心
今日はしばしの別れ。秘かに練習してきたオカリナを披露したが誰も何とも言わない。拍手こそ「ご苦労様」程度に聞こえたが、結局机を並べた同僚がひとり去っても個人の生活に関係ないということか。
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どうせなら取ってしまえと外科医言う
男にとって大事なものでも、命には代えられないと真正面から主治医が宣う。ここまで男として生きて来た自負が頭を擡げる。こんな大事な判断を迫られることは人生の内でそう何度もないだろう。
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マッチってなあにという子とたき火する
曾孫にとって大ジイジは見たこともない人種だと映るに違いないと思う。それでも経験のない事には興味津々である。こんな田舎でも勝手にたき火するには許可がいる時代だから貴重な体験ではある。
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研修を終えて責任だけ残る
研修者の公募があり、希望者がなかったのだろうか、研修へ参加する機会があった。二泊三日で一方的に経営に都合の良い論理を押し付けて終わったら、早速経営改善の主任の肩書がひとつ増えた以外に何も変わらなかったという在りし日のお粗末。
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一歩退くほうら希望が膨らんだ
今年こそことしこそと踏ん張って来て、もう卒寿。もうにっちもさっちもいかない。春の訪れも気になるので、ちょっと態勢を整えようと一歩引いて、ズルズル後退しないように歯止めを入れた。その隙間になんと、ずいぶん前に蒔いた希望の芽が無数に噴き出して来たという。新春用の一句。
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ご自由にどうぞ筋書きのないドラマ
ここまで存えると、周りの空気がだんだん薄くなるような気配である。親友の数やお付き合いの数もだが、出掛ける機会がめっきり減った。今は、周囲からあれこれと優しい言葉で労わって貰うばかりで、自分で藻掻き苦しむようなシナリオは見つからないのが哀しい。
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抱きしめる子からふんわり出る未来
昨秋、縁あって境港の鬼太郎通りを散策する機会がありました。しばらくその時のご報告を。幼児の醸す未来への期待には、はかりしれないものがある。雰囲気もそうだが、肌障りだったり、匂いだったり、言葉にはできない未知の部分がある。
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もう一杯好いではないか衣被き
新年あけましておめでとうございます。皆様も健やかで明るい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
今年も進歩のないブログですがどうぞよろしくお願いいたします。早速、酒の句で2026年のスタートです。
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地味だから香りを添えて蕗の薹
ジョコビッチ選手が引退すると言います。年々早く流れる歳月がことしは特にあれこれあって、早く感じましたが、みなさんの暖かい思いやりに包まれて、どうにか新しい年を迎えられるところまで漕ぎつけました。ただ感謝あるのみです。
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直線って奴は無残で滑稽さ
人間も後期高齢者と言われ、周囲から一線を画されるようになると、直線の凄さ、潔さの理想を説かれても、その怖さ、脆さも実例や体験をさせていただいてきた頑固者には素直に頷けない。直線=滑稽とは川柳だけに許される比喩かも知れない。
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退路断ち大きな余白第二章
ここまで来れば、もと来た道さえ新しい路に思えてくる。付録のような第二章すべてが余白である。余白を埋めるのは容易なことではないが、すべてがスローペースだから、第三者から見れば、余白のままで終わるだろうと簡単に予測できる。現実にその通りになっている例があちこちに見れる。汚れた余白よりきれいなままの余白の...【続きを読む】
人の字の形を崩す民主主義
民主主義の本場?で民主主義があやしくなってきた。完璧と思い支持してきた過去は一体何だったのだろう。アメリカンファストはそのまま日本第一に繋がりかねない。支持の多いとされる若者自身の明日さえ危ういと不安が募る。
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あのねのね既読のつかぬラインする
既読が付くと秘技もぴたりと決まるのだが・・・。吹っ切れてゲームに入ったつもりだったけど、もやもやを抱えたままだともうひとつぴったり来ない。意外と大きな空洞に悔しさがでんと居座っている。
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欲張ってみたが要らないものばかり
「欲張ると元も子もなくなる」と凡人を戒める。中国の故事にも頻繁に登場する。TVでももう一つオマケして同じ値段だと言えばもともと欲しかった者が飛びつく。我が家でも、断捨離した筈のパンツが何度も出て来る。
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誤解だと辻褄が合うから不思議
もつれた糸を綺麗に解いても、元通りに収まらないのは世の常である。元の鞘に収まっても伸びた箇所や縮んだ所ががひと際目立つようになる。相手を心底誤解していると以外に縺れが少ない。それは取りも直さず辻褄が合うことに繋がる。だからコンビが組める。
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