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2024年10月11日
♥
17
困ったような顔に音のない飛行雲
標高1000m近い雲辺寺の裏山におわす毘沙門天さま、急な階段があるので失礼して台座迄登ったらお顔の様子など全く見えない。「汝、ここまで来るとは戯け者めが」と呆れておられるが、「いまさら言われても遅うござりまする」と仰ぐ空を飛行雲が一本袈裟懸...
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2024年10月4日
♥
17
笑うしかないが笑っていられない
ドジを繰り返して生きてきた私には実感として迫ってくるものがあるが、円満で裕福な生活を過ごしておられる皆様には「笑うしか無ければ、笑っていらしたらよろしいのに。」と理解に苦しむことになりそうである。「山より大きな獅子は出ない」とその都度、腹を...
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2024年9月28日
♥
14
絶対に許すもんかと唾を呑む
この石仏は比較的新しかった。最近祀られたものであろうことは門外漢にも容易に察しがつく。刻まれている翁の顔とその装いに、身を重ねながら、表情から悔しさを読んだのは自分だけだろうか。思わず口をついて出た言葉。「幸せって何だろう」。 ...
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2024年9月20日
♥
21
目と耳がご機嫌斜め骨が鳴る
絵手紙ツアーで訪れた四国八十八か所霊場の66番札所の雲辺寺は、標高911mの高所にあり、広い境内おわす百態を越す石仏はスケッチに恰好の場所だった。茂った樹木を背景にその表情は百態百様でそれぞれが飽きさせてくれない。この石仏には、視力や聴力に...
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2024年9月13日
♥
16
快便で絶好調で予定なし
下五で逆転する常套句仕立てである。文芸とは一番遠く離れた処に位置する。一部には忌み言葉として敬遠されることを承知での愚行である。「老兵もここまで落ちたか」という囁きも聴こえる。そんな老兵にも、イチかバチかのワンステップが欲しいのである。ブロ...
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2024年9月6日
♥
11
面取りの済まぬ男と昼の酒
不要不急の外出は控えおれ。と新語迄登場したコロナ禍もようやく下火になった、と言うより鈍感になったのだろう。そんなある日、あの人が誘ってくれた。でもやっぱり気にはなる。世情と変わらず自分の中にも複雑な心境はくすぶっている。ここは一発ファイトで...
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2024年8月30日
♥
11
本当に好きならついて来ぬという
「あるある」と膝をぽんと叩いて欲しい。女性の心理は複雑で、微妙ではあるけれど。垣間見た姑息な揶揄が、こんな冒険心もお持ちかと。好きな人だけについて行ったのでは、結論は読めている。大きく羽ばたこうとしている彼女の未来に拍手。 ...
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2024年8月23日
♥
17
生きるというややこしいことして暮れる
生きると言う事は大変なことである。その程度には個人差がある。目が回る様な多忙を極める人も、たっぷりあるヒマをどう潰すか思案する人も、それなりに大変なことに拘っている。「ややこしい」言い当てて妙である。足元の猫さえ不甲斐ないご主人様を嘆いてい...
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2024年8月23日
♥
2
ピリオドかカンマで愛がまた迷う
ピリオドにカンマ、改行、段落、改頁思いつくままを駆使してここまでたどり着いた。さて、今度は時代の変化とともに経験のない例である。取り敢えず符号を打ちたいが、優柔不断の性格がゆえにおたおたしている。その間にチャンスを逃し、改題さえ考えなければ...
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2024年8月16日
♥
24
先生と私だけなの子の付く子
キラキラネームの走りが親の世代にぼちぼち見られるようになった。そんな中、クラス全員の中で子の付く女の子はクラブのコーチ先生と私だけなのだという。それ程「子」の付く子は逆に珍しいので目立つ。先生が優しくコーチして呉れるに違いない。 ...
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2024年8月9日
♥
11
ピリオドかカンマで愛がまた迷う
ピリオドにカンマ、改行、段落、改頁etcの思いつくままを駆使してここまでたどり着いた。さて、今度は時代の変化とともに経験のない淵を覗く。取り敢えず符号を打ちたいが、優柔不断の性格がゆえに、おたおたして一歩が出ない。その間にチャンスは遠のいて...
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2024年8月2日
♥
17
過疎しずか辻の佛はなお静か
一昔前の過疎と現在の過疎は状況が全く異なる。特に限界集落といわれ、人口の半分以上が65歳以上の高齢者がしめていて、つまり普通の人がいなさすぎるので、住んでいる人たちがまともに生活できない地域になってしまった箇所が、全国に1600箇所以上あり...
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2024年7月26日
♥
12
再婚しますマナーモードが繰り返す
スマホの着信音や通知音を制御する設定のひとつで、通知をなくしたいが、取引先からの着信は鳴らして欲しい。など、自分に合った通知のマナーモードが自在に叶えられるようになった現在、簡単に状況の説明がつく。それでも、多分だが「繰り返して知らせてくれ...
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2024年7月19日
♥
15
豆変えて今朝は仄かに安らげり
世界各国からコーヒー豆を輸入している日本に住んで、贅沢な幸せをつくづく感じている。産地による特性が各人の好みによって派閥化されている。外食もままならぬコロナ禍にあってその贅沢を貪って、昨日と変わらぬ生活に珠玉の潤いを醸している。慎ましく表現...
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2024年7月12日
♥
20
目も耳も限界超えて口達者
目の前にその方があらせられるような見慣れた情景である。お歳は召されていても、きょうようも、お召し物も、憧れではあるが、一つだけお願いがあるとすれば、控えめにお話しいただければ、有難いのですが。きっとお寂しいのであよう、堰を切った大河のように...
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2024年7月5日
♥
18
だとしても正直すぎるこの鏡
ある程度齢を重ねると我が身でありながら、認めたくない部分があちこちに出てくる。今の自分に十分満足しているから、鏡の自分は現実であっても認めたくないし、見たくもないのである。それは、肩の肉がたるんだのを初めて見た時のショックと同じなのである。...
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2024年6月28日
♥
15
来世では少し崩れた人が好い
人間が追う幸せの欲求には際限がない。幸せにどっぷりと埋もれてくると自分の置かれた環境が見えなくなるから怖い。句のような心境には周囲からブーイングが起こるのは必死。それとなく恵まれた人生を誇らしく見せようとする。この句に共鳴する輩は来世での地...
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2024年6月21日
♥
16
人間を脱いで向き合う非戦論
賢い人間(ホモサピエンス)は人類こそが地球を制する万物の霊長であると信じて疑わない。しかし、人間を支配している血には、弱肉強食を含む動物本能が隠し持つDNAが紛れもなく脈々と流れている。 だから、まず人間を脱がないと話が前に進まないのである...
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2024年6月14日
♥
20
宝石のひと日よ米寿愛おしむ
元気印の手本のような生活を送っていた姉が102才で往生した。前夜17時まで元気に東京音頭を口遊んでいながら、突然の旅立つだった。末っ子の私が明日6月15日米寿を迎える。まだ、施設のお世話にもならず存えており、心底から吹き出すような幸せを全身...
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2024年6月7日
♥
13
そんなことありませんよとシャボン玉
前の言葉を前面否定している。ところがこの否定には一旦受け入れてから、やんわりと返す会話の中のテクニックとも受け取れる。とは言うものの下五の「シャボン玉」は儚い命の象徴のようにも取れるから、読み手の迷いは深くなるばかりである。ありふれた想定だ...
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profile
富田 房成
(とみた・ふさなり) 1936年 山口県柳井市に生まれる 1996年 光川柳会で川柳を始める 1997年 夫婦松川柳会編集担当 2002年 川柳大学会員 2008年 現代川柳研究会...
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ブログ作家の本
新家完司
令和川柳選書 ようたんぼうのうた
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1101-5
三上博史
川柳作家ベストコレクション 三上博史―裏表あって私が立っている
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-888-2
木立時雨
令和川柳選書 影と海と風
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1116-9
川柳マガジン編集部
川柳杯投句権(2句分)
定価:(本体
¥
454
+税)
勢藤 潤
全国川柳作家集「アーカイブ」
定価:(本体
¥
1,200
+税)
A5判ペーパーバック・110ページ
ISBN978-4-8237-1445-0
渡辺柳山
全国川柳作家集「こころの調べ」
定価:(本体
¥
800
–
¥
1,200
価格帯: ¥800 – ¥1,200
+税)
A5判ペーパーバック ・112ページ
978-4-8237-1444-3
富田房成
令和川柳選書 GENTENBAN
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1264-7
野村賢悟
令和川柳選書 第三句集
定価:(本体
¥
1,200
+税)
B6判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-8237-1147-3
名雪凛々
川柳作家ベストコレクション 名雪凛々―花びらになってあなたに逢いに行く
定価:(本体
¥
1,200
+税)
新書判ソフトカバー・96頁
ISBN978-4-86044-959-9
岡本恵
かみさまのいうとおり
定価:(本体
¥
1,000
+税)
A5判変形・ソフトカバー・114頁
ISBN978-4-86044-431-0
最近のコメント
間違い探しかなと左右見比べましたが、
ひざポン1をゲット!!
胸に生きている人は、私の生が有る限り
有難うございます。晩秋の境港の街角は
イラストが楽しいデス‼️ 色も独創的
どうにもならない現実を変えてくれるリ
今晩は〜🌃 夜分失礼します。、今日(
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明日天気ならばいいねと仰ぐ空...
2025年12月26日
地味だから香りを添えて蕗の薹...
2024年1月19日
俺にしかできないものがあるという...
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