力うどん
高校へは電車通学をしていたが、駅を降りて毎日通る道に蕎麦屋があった。毎年冬が近づくと「力うどん始まりました」の貼り紙が貼られていた。私は力うどんがどういうものか全く知らなかった。漢字の「力」を片仮名の「カ」と読むのかと思ったりしたが、やはり「ちから」と読むのだろうと理解し、力が付くうどんとはどんな...【続きを読む】
チェビシェフの定理について
前回は高校2年の時の話しだったが、今回は3年生の時のバカバカしい逸話である。
今と違って当時は、3年生になって進路(進学)のコース分けがあった。私の選んだのは私立文系コースだった。東京の大学にどうしても行きたかった。地方の国立(地元)大学を志望して受験する余地は全く無かった。親元を離れて好き勝手に...【続きを読む】
二等辺三角形の長さ
高校2年の時の倫理社会、通称倫社の授業がかなりユニークだった。いやユニークを超えていた。
昭和40年代後半のその頃、日教組の活動がかなり新聞を賑わしていた。担当の先生は、どうもそれに入っているらしかった。とにかく授業をやらない。教科書を開かせて教えるということをしない。いきなり教室に入ってきて黒...【続きを読む】
クレタ島の噓つき
学生時代、西洋哲学史の本を読んでいて噓つきのパラドックスの文章に出合ったが、これがなかなか理解できなかった。それはこんな内容である。
クレタ島に住んでいるあるクレタ人が、クレタ島の人間はすべて噓つきであると言った。これは本当か噓か。クレタ島の人間がすべて噓つきなら、そう言明したそのクレタ人もその...【続きを読む】
鉄は熱いうちに打つな
鉄は熱いうちに打てという言葉を私はあまり信じない。今の教育の根底はこれがあるからうまくいっていないのだとも思っている。熱いうちに打っても駄目な鉄はいくらでもある。それなのにすべての人間に可能性があるような、教える側にとって都合のいい話で叱咤激励、鼓舞するから、いろいろな無理や歪みが生じるのである。...【続きを読む】
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