先月中旬の土日、コロナの感染者数もかなり減ってきて緊急事態宣言も解除されたので、大阪の3歳半になる孫娘に会いに一泊二日で娘夫婦のところに出掛けた。久しぶりに新幹線「のぞみ」に乗車したが、6~7割の乗車率だった。コロナがなかった頃はいつも8~9割ぐらいはあっただろうか。
1日目は家族と公園に行ったが、2日目は、どうも娘に熱があるようで(37度代前半)、家の中で、積み木などを持ち出して二人で遊んだ。孫も2日目はすっかり懐いてきたのである。たっぷりお相手をしてくれたのが素直に嬉しかった。
さて、家に帰って2日後の火曜日に喉が少し痛い感じがした。水曜になるとそれがさらに進んだが、熱もなさそうなので午後の太極拳の練習に出掛けた。しかし木曜には明らかに発熱していた。だるい。家の中でじっとしていて、夕食後に風邪薬を服用した。そしていろいろ振り返って、これは孫の風邪がうつったのだと判った。大阪に行った2日目のお昼、自宅でみんなとうどんを食べたが孫の残した分がもったいないと思い、娘が制止したにもかかわらず食べてしまった。これもいけなかったと素直に反省した。
その次の日曜に、文芸仲間4人と福島県の大内宿へ車で行くことになっていたが、行けるかどうか心配になった。迷惑はかけたくはない。しかし土曜には熱はほとんど下がったので、私も連れて行ってもらうことにした。
無事に大内宿の旅行が終わって帰ってくると、老母が、少し頭が痛いと寝込んでいた。私の風邪がうつったのだろう。月曜から火曜にかけて老母も咳き込み始め、夜はなかなか眠れないようだった。火曜の夜、ようやく咳も収まりぐっすり眠れたようである。
私の風邪は3年ぶりである。そして3年前も老母にうつしてしまったのである。今回は熱が出て喉をやられ、咳や鼻水もあった典型的な風邪の症状だったので、コロナとは全く考えなかった。しかしご時世である。医者にかかっていたらまずPCR検査を受けていたことだろう。厄介な世の中である。
かつて私が風邪をひいた場合、必ず起きていた症状のことを最後に記したい。ジョギングをまだ趣味にしていた頃、風邪をひいても熱が下がれば、週末に自宅付近をいつものように走っていた。咳や鼻水が少しぐらい残っていても大丈夫だろうと高をくくってしまうのである。ところが完全に治りきれていないので、そのあとに必ず気管支炎を起こして、ゴホンゴホンと咳き込んでそれが昼も夜も止まらなくなり、よく呼吸器内科の医者にかかっていた。
風邪をひくたびにいつもそうなるというのは、自分は気管支が弱い体なのだと思い込んでいたが、ある時、風邪が完全に治るまで走るのを我慢していたら、気管支炎は全く起こらなかった。大事をとるということがいかに大切かということをいい年になって初めて知った訳である。その時、今までの俺は何て馬鹿だったのかと忸怩たる思いを持った。
満足に風邪もひけなくなるコロナ 博史
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