以前あるネットニュースをスマホで眺めていたら、アイドルタレントの若い女性が「日本には夏と冬の二つの季節しかない」と発言して話題となったことが出ていた。話題とは、バカげた発言と言う意味である。
私はその発言内容を読んですぐに理解して納得してしまった。つまり素直に賛成したのである。
冬から春に向かう時期について三寒四温という言葉がある。春の暖かさを待ち望む気持ちが込められているからそういう言葉が生まれたのだろう。秋から冬にかけてならば、四寒三温ということだろうか。これは冬の寒さへの覚悟みたいなものが感じ取れる言葉になるのかもしれない。いずれにしても季節の微妙な移ろいはいろいろな言葉で表現されている訳である。二十四節気などはその典型であろう。
でも、若さとはそういう微妙な移ろいを素直に受け止めず、善か悪か、是か非かの二者択一的な生き方をしたがるのではないか。海で泳いで夏の暑さを満喫する。それが終わったらスキーへ行って冬の寒さを楽しむ。それが若さというもので、春や秋の風情も悪くはないが、そういったものは齢を重ねるにつれて少しずつ味わうものになるのではないか。そういう年齢に達するまでは、春も秋も、そういった期間は夏や冬のいずれかに括られてしまっているのだと思う。
日本の若者の感覚には、四季というより二季という季節感が似合っていると思う。私も若い頃はそんな感じだったような気がする。
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