これは現実かっての部下に叱られる
元句は「上五が「麦わら帽子」だったが現実の方が追力があるかと、変更した。OBが定年後再就職したのか、縁あって再会したら、立場は逆転しており、容赦はしない。本人の成績にも係わるのだから当たり前ではあるが現実は厳しい。
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一晩くらい夢に出てきてくれたって
こんな句がすんなりと出てくるようになったと言う事は、精神的にやや落ち着きを取り戻せたのかもしれない。突然消えてそれっきりでは、薄情と言うもんではないだろうか。重ねて来た薄情を一遍にお返ししましたと言われれば、そうだよなぁ。
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断る理由がない花火の約束
老いてくると気乗りのしない誘いがだんだん増えてくる。別の用件と重なれば、断る理由にもなるが、予定表もめっきり空欄が目立ちだして来た。感性の容器がすっかり古びて漏れ始めたのか、一向に感動のスイッチがはいらない。
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慎ましく気高く生きて嫌われる
慎ましくは性格そのものであるが、気高くは臆病なだけかもしれない。確固たる信念に従って生きて来たとも言えないが、結果的にそんな生き方に落ち着いたのだろうと自省している。だが、ここにきて周囲の雰囲気は頗る好くない。簡単に言えば「嫌われて」いるのである。
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無関心は若者流儀聞き流す
私事ですっかり失念しておりました。 他人事に興味津々なのは、おばさんの特権で他人事に興味がないのではなく、他人事に耳を傾けたり、口を挟んだりすること自体が無礼なのだという認識を心得ているのが現代の若者なのである。だが、若者も齢を重ねるとやがてオバサンになるのだ。
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ピンポーン野菜を置いていく隣り
マンション生活者にはピンとこない状況ではあるが、農作業家の田舎暮らしでは日常茶飯の出来事である。頂いた野菜を見ながら「今年は猛暑の影響で少し小振りだね」と生意気にも品評しながら、新鮮な野菜を戴くのである。やがて、お返しの野菜が隣家の縁側におかれる日も近い。
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見せかけは気丈なんだが短気もの
短命と短気は似て非なると「意義あり」と聞こえてきそうだが。今夜の献立さえ、国中で共有できる時代背景の中で、外観は第一印象として絶対の必要条件となっている。でも、でも、端正で気丈な現代要求を備えているというこの人も、気短なのが・・・。だから希少価値がある。と、これは独り言です。
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楽しみを老後に廻し今を生き
若い人の句ならちっとも面白くないが、間もなく90歳の作者なら、ちょっとユーモアがあると思う。楽しみを後回しにして、今日の汗を流そうという。外野席から楽しみなんてあるのですか?と横やりが入る。この世の楽しみは嘗め尽くしてきたのかも。
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