サーブ権真っ赤なバラで取り戻す
相手との主導権争いに真っ赤なバラを送って、サーブ権を取り返したという。サーブ権の句は、ときどき見かけるが、二人の間の微妙なサーブ件争いは、複雑怪奇で、第三者には理解が難しい。次の新手に何を繰り出そうかと、レシーブしながら考えている。
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小走りの未だ麓を彷徨えり
齢86歳を迎えている。いまだに見上げる視線に変わりはない。此処まで来れば、もう世の中からは邪魔物扱いである。振り返れば、あっという間の80数年だったような気がする。役には立たなかったが、大きな迷惑もかけなかったというささやかな自負。これでよいのかも?
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大振りを見せて出方を読んでいる
「一読明解」今回は、何の補足説明も要らない、読んで、そのまんまである。お互いに相手のことを、もうひとつよくわからない場合によく使う手段ではある。次に見せる態度が、今後の二人の関係の決め手となる。言葉は相応しくないが、腹の探り合いかも、人生にもこんな場面はしょっちゅうあったような気がする。
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あの日何処にいたかと訊かれない平和
兄姉三人の原爆症患者と暮らしていた頃には、ピカドンの話題から逃げようとしても逃がして貰えなかった。世代が変わり、戦争をスポーツ化して考える若者も少なくないのか、戦争のルール?違反には反応を示す。戦争はきれいごとでは終わらない、ノーサイドなんてあり得ないのだ。地獄を見た者だけが忘れない平和の尊さ。77...【続きを読む】
涙すれすれきれい事では生きられぬ
他人様の前では「涙すれすれ」とはいうものの、もうこれまでに、充分涙を流していながら、「すれすれ」といいかっこして、取り繕っている。「きれいごとでは生きられぬ」と、本音を吐露しながらもしたたかに生きている芯の強さがにじみでており頼もしいし、いつも元気を貰っている。
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真ん丸は素敵だが真ん丸は描けぬ
コンパスで描いた丸には、味も素っ気もない。この句の丸は手書きの丸である。すなわち、個人が懸命に生きてきて持ち合わせている丸い個性である。他方から見れば丸い輪も、見る角度によっては歪に見えることもある。それこそが個性で、個人の味である。理想を求めすぎると、コンパスの円に近づいて、大切な個性が失われてい...【続きを読む】
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