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奈良句会5月 001

印象吟で使ったジェリー掛け

5月の第一日曜日、連休の最終日でもある。奈良もいよいよ観光シーズン突入。「JR奈良駅前は外人のほうが多かったでぇ」とは京都から参加の方。
近鉄電車の社内で、正面の横掛けの座席に座ったのはロシアのプーチン大統領のそっくりさん、体型は小型だが手足がビックリするほど長い、日本人だとカウンターパンチはまず届かないという印象。おまけに手の指の付け根部分の胼胝は空手の有段者であろうか。彼の席の横にコンビニで買ったと思われる弁当とサラダのフィルムケースが空のまま無造作に置いてある。彼はそこに置いて食べたのだろうか? 食べてから置いたのであろうか妙に気になる光景であった。
さて参加者は連休ということもあってか今月も9名(佐藤かえる・山中あきひこ・林ともこ・池田みほこ・柴橋菜摘・山崎夫美子・山本一光・香依古・板垣孝志・敬称略)

  ★第一部 句評会
帽子屋がつぶれぬ訳が分りかけ→高齢者が増えたのでは無く、学校の指定業者のようだ。
廃校は丘の上にて風の波→風の声のほうが良かったかな?
1カ月女房と放れリフレッシュ→離れと放れ・・・開放されたから放れと作者
ハイリスク稼ぐしかない防護服→題がリスクだったので。 父ちゃんは としたかったが
などなど九句の検証に一時間ほど掛かる。

★第二部(句会・題=重い)
山中あきひこ選
重い口稀に軽口場が弾け かえる
重い腰ドッカで周り丸く掃き かえる
慰安婦の重い十字架海を裂く 一光
〇現場には安全靴の自負ズシリ 菜摘
〇延命のメモが出てきた枕元 みほ子
〇軽いのはケツだが重いのはお尻 孝志
介護の手嫁の背負った世間体 みほ子
軸吟=つい褒めた肉じゃがしかと絡みつき

板垣孝志選
口重い夫が喋ればメシまだか  ともこ
現場には安全靴の自負ズシリ  菜摘
まだぬくい鳥の亡きがら掌にずしり 夫美子
〇介護の手嫁が背負った世間体 みほ子
〇延命のメモが出てきた枕元  みほ子
〇薄日さす甲冑よろと立ちませり 夫美子
肩書きが男の背中丸くする   一光
軸吟=睨み合い武器の重さを知りながら
互選最多得点句
延命のメモが出てきた枕元 みほ子

★第三部(印象即吟・ジュエリー掛け)
不機嫌な親父天日に晒しとく あきひこ 5点句(夫・か・み・一・と)
鑑定団800万の値をつける  みほ子 3点句(香・と・孝)
丹精を込めて芽が出る天を突く ともこ   2点句(一・か)
またニョキリ角が生えます怖い妻 一光  2点句(菜・香)
羽衣を持って行かれた柳の木  かえる  2点句(夫・孝)
魚から鳥へと続く相関図    孝志   2点句(あ・み)
木に集う鬼はタンゴを踊り出す 夫美子  1点句(菜)

番外(今日のご馳走)
洋子さん(かえる庵の奥様)からスペインのお土産ソーセージ・夫美子さんのローストビーフ・みほ子さんのチャプチェと豪華なテーブルを囲んで歓談。奈良句会5月 011
ダイコンの葉っぱとシーチキンの組み合わせも良いお味でした! 勿論完食!
今月はまとめてドン!!

ご馳走さまでした
(おまけ)
皆さんと別れ、かなり酔っ払った帰りの電車は車両の長椅子に一人か二人。すると隣の車両から薄汚れたジャージにジーンズ、素足にスニーカーの中年男性は移ってきた。なにやら目つきも怪しい。この車両の中を行ったり来たり・・・。 席はいくらでも空いているのにスマホをいじっている女子高生のすぐ横に座った。私の席からはこの男の手先は見えない死角だ、一分も経たないうちにその女子高生が立ち上がって出入り口ドアの手すりに近い場所に座りなおす、私とはドアを挟んで並ぶ形になる。
するとその怪しい男も立ち上がって女高生の真正面に席を替え、ジィ~と睨み付けている。(これは危険やな)私は電車を降りるふりをしてその女子高生の隣に座り換える。
正面の男に聞こえないように下を向いて「気持ち悪いやろ?」と声を掛ける。
しかし反応がない、スマホを覗いたままである。ひょっとしたら私も怪しいオッサンと思われたかも知れない (^_^;)
女子高生にしてみれば正面にオオカミ、側面にトラ(酔っ払い)という窮地。
こらアカン。男が目を逸らした隙に「もし改札まで着いて来よったら家までタクシーで帰りや」と伝えたが知らんふり・・・ 私も窮地に立った。明日の奈良新聞に(女子高生が電車の中で変な酔っ払いに声を掛けられた)などと載るかも知れぬ (+_+)
電車が次の駅に停まりドアが開いた、やがて閉まる。その寸前、ツバメのように身をひるがえしたその女子高生は電車をひらりと降りた。向かいの男が「チッ!」
見事な早業だったが私に向かって「ありがとうございました!」と言うのは忘れなかった。

 

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