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 春だというのに新型のコロナウイルス騒動で前途多難な早春となりました。未曾有の豪雨の連発と云い、未知のウイルスの蔓延と云い次々と新たな災いが襲って来ます。

人間がもたらした環境破壊の性なのでしょうか?先の東日本大震災の疵も癒えてもいないのに災難が続いています。神様、仏様、イワシの頭にだってお願いします。もうそろそろ勘弁して下さいな。

今のところ、東北地方に感染者が出たとのニュースは聞きませんが、このまま句会を続けていてよいのか迷ってしまいます。何分、私たちは基礎体力も免疫力も乏しい高齢者集団ですから・・・。

間もなく311震災忌、あれから10年目の春です。

震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

第126回川柳マガジンクラブ

仙台句会

 

開 催 日   令和2年2月15日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

阿部日向子さん、佐藤和子さん、橋爪志津代さん

西村晴子さん、笹 美弥子さん、大久保もとじさん、

佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、島 文庫の9名

 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇 春光に心遊ばす卒寿なり 瑛香

■句評/切れ字の「なり」より「かな」の方がよいのでは?堂々たる表現で俳句のようでもある。寒さが一段落してポカポカ陽気に心を開け放っている様が良く分かります。白寿へ向けファイト!(本日、瑛香さんはお休みです)

 

〇 譲りたいバトン受け取る人がない 安子

■句評/町内会の役員のこと?就任するのはいいが辞める時が大変なんですよね。事業承継のことかも?選挙の候補者かも知れないね。(今年、古希なんです。そろそろ私の仕事も誰かに変って欲しいのになかなか思うようにいきません。また、ある柳誌も廃刊になったみたいです。寂しいですね)

 

〇 雨上がり十の荷よりも重いカサ 日向子

■句評/「十個の荷物」に何か意味があるのでは?(ただ単に雨が上がるとカサが邪魔だなというだけなんです)何で傘がカタカナなんだろうか?邪魔なモノだからカサなんでしょうね。気持ちの重さなんだね。そういった意味では良く計算されている句ですよ。

 

〇 耐雪の重さを知らぬ蕗の薹 文庫

■句評/耐雪がよく分からない。暖冬だからそうなんだと思うよ。耐雪と重さが重複しているね。「大雪の」にしたら。(確かに重複していますね。季語を使って心情を表現できないかな?と思って作りましが・・・)

 

〇 心添え通じず闇に変り果て 晴子

■句評/時事吟かな?いやいや、失恋の句でしょう。尽くしたのに報われず、暗い闇。(失恋ではないですが、あたらずとも遠からずです)「心根の通じぬ霧に迷い込む」なんてどうかな?結論まで言わず余韻を残すことだと思いますよ。

 

〇 母偲ぶ草もちおはぎ笹だんご 和子

■句評/分かり易くてホッコリする句ですね。おふくろの味の三連発ですからズルイですよ。(笑)よいお母さんだったんですね。(昔は季節ごと何でも母の手作りでした。懐かしく思い出しています)

 

〇 自負心がノトからの手を振り払う 美弥子

■句評/慣用句「喉から手が出る」からその否定形。政治家への皮肉かも?漢字をあえてカタカナで書くことの意味合いかよく分かる句です。(お行儀の悪いことはしないとの縛めです)

 

〇 ワンチームになってみせよとコロナ菌 志津代

■句評/コロナ菌?コロナは細菌ではなくウイルス。新コロナでもいいのでは?句の意味はよく分かり共感できます。その後、新型コロナの話が一頻り続きました。

 

〇 致死量へ寸止めにする般若湯

■句評/ほどほどで止めることができないのがお酒。これからの時期、花見や新人生歓迎会で急性アルコール中毒になり救急車を呼ぶ人が増えてきますからね。(死ぬ寸前まで呑んではいけませんと言う縛めです)

 

〇 正月も漂流してる核家族 もとじ

■句評/正月でさえも実家に帰らず海外旅行とかしてますからね。家族なのに葬式くらいしか集まらないなんてさびしいよね。正に漂流家族だね。(正月の時でさえも浮遊しているという意味で漂流なんです。後は皆さんのご推察通り)

 

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今月の学び!

〇漢字をカタカナにする効果は?

 特別な意味を持たせる。

 言葉の比重を軽くする。

 

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第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

 

■宿題「天(字結び可)」 笹美弥子 選

□佳作

 天晴な妻だ笑顔を絶やさない  安子

 夜勤明け白衣の天使大欠伸  岩嬉

 天体のブラックホールも輝けき  晴子

 天国でもぼやいてますか野村さん  安子

 香港にも天安門の建つそうな  岩嬉

〇秀句

 サッチーが天でノムさん吊り上げる  文庫

 生き方で天と地ほどの差が生まれ  和子

曇りでもお天道さんそこにいる  志津代

◎特選

 天国から地獄に着いたクルーズ船  志津代

 ◇軸吟   天才とはやして汗はみてくれぬ

 

■宿題「自由吟」 佐藤岩嬉 選

□佳作 

  別室で壺をながめてすするや茶  日向子

  心だと言うがついつい顔みてる  もとじ

  ほめられて宙に浮いてる土踏まず  美弥子

  見た目より添えて慕われそんな母  和子

早起きをしても慌てる五分前  日向子

 〇秀句

 ウイルスに猫と蟄居を命じられ  安子

 夢見よう人間だけができること  志津代

友の死は同級会の様な通夜  和子

◎特選

 自動車の次は実録本を売る  文庫

◇軸吟  声帯には少し効いたか美人の湯

 

2月の句会の風景です。

  


 

 令和2年3月句会の開催予定

   開催日時  令和2年3月21日(土)午後1時から

   開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

   宿  題  「風の便り」・「自由吟」、各2句

   会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

※令和2年4月の句会は゛4月18日(土)゛で、

 宿題は「なるほど」と「自由吟」です。


 

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

見学は無料。未経験の片でもОK!

ご自由に直接、会場にお越しください。

🌸

※句会に参加される方は、下記のホームページから、

「仙台句会」の案内ページにお入りいただき、

必要事項を記入のうえ、

ウェブまたはファックスてお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/


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