5月2日(日)
第162回静岡句会を「コミュニティながいずみ」で開催しました。
出席者は、
句ノ一 中村虚路狸 山口季楽々 中前棋人 勝又恭子 遠藤まつゑ
米山明日歌 水品団石の8名。
▲第1部 句評会
句評は米山明日歌氏に書いてもらったものです。
○大会という懐かしい言葉たち 句ノ一
読み終わり、じわっーと何かが湧き出てくる句である。
一昨年まで、普通に参加していた大会が、遠い昔のように懐かしい。
「言葉たち」がハラハラと散る花びらのように寂しさをつれて来る
○朝寝して新芽弾ける音がした 虚路狸
朝寝とは朝寝坊のことですね。早起きして新芽弾ける音を聞く。なら、ふに落ちますが・・よっぽどぐっすり眠り、爽やかな目覚めだったのでしょう。
○滑舌の燕ドヤ顔してるらし 季楽々
滑舌の燕とは、滑舌のいい、おしゃべりな燕のことですね。
朝から夢中になって得意になっている様子が浮かびます。
ドヤ顔という言葉が少し気になります。
○痒いのはそこではないと思います 棋人
「痛い」のではなくて「痒い」がいいですね。
望んでいることをやってあげていると思っていても、ポイントがずれていることって、よくあります。
さんざん掻いてあげて「そこではない」といわれた顔。見てみたいです。
○わたくしも部屋もまるごとダイエット 恭子
コロナ渦で、断捨離している様子を句にしたのかと思いますが。
ダイエットという言葉本来の意味がわかりずらく、ここはリバウンドにしたほうが、たのしい、わかりやすいのでは。
○夕焼けに明日の無事を予約する まつゑ
予約する。が気になります。又、夕焼け。明日。無事。が普通すぎるので、
夕焼けに太郎の無事を予約する と添削されてぐっと句に勢いがつきました。
○句会へとグルコサミンが歩かせる 団石
グルコサミン飲んでいる。という言葉で句会は、サプリメントの話で盛り上がりました、が、「句会」が楽屋落ちではないか。
そこで、スナックへグルコサミンが歩かせる で、みんなで大笑いして、
本日のセンマガ句会の句評会は、お開きとなりました。
▲第2部句会
宿題「泣く泣く」中前棋人 選
スタジアム泣く泣くという選択肢 句ノ一
内戦で泣く泣く故国捨てる民 遠藤まつゑ
コロナ渦で手放すプラチナチケット 勝又恭子
魂の抜け殻にキスそしてキス 水品団石
弟のかわりに今日も叱られる 句ノ一
特選
あれからを一本松が話しだす 米山明日歌
宿題「泣く泣く」勝又恭子 選
あれからを一本松が話しだす 米山明日歌
とり五万 伝染病で殺処分 遠藤まつゑ
母として折った翼は濡れたまま 米山明日歌
秀句
カミさんの海馬泣く泣く温める 中前棋人
弟のかわりに今日も叱られる 句ノ一
特選
卒園にベビー毛布とさようなら 山口季楽々
▲第3部サロン
角川短歌大賞の鑑賞と助詞の使い方を考えてみました。
(資料・進行 句ノ一氏)

※ 次回静岡句会は、
6月6日(日)コミュニティながいずみで行います。
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