先日、我が家の電気炊飯器が故障した。朝起きて気がついたら、タイマー設定していたのにご飯が全く炊けていなかったのである。取扱い説明書を引っ張り出してきてエラー表示を調べると「販売店に持って行ってください」との説明。うーん、やっぱりダメかとの思いが脳裡を過る。
とりあえずお米は鍋で炊いて何とか朝食をとり、その後、購入した行きつけの家電量販店へ壊れた現物を持って車で向かった。店員に話すと「電子基板が寿命で駄目になったのでしょう。恐らく1万円程度の修理費用はかかります。どうしますか?」という回答。内心、がっかり。
取扱い説明書に自分で貼付した購入時の保証書を見ると、平成28年12月の日付である。買い換えして7年半。10年もたなかったのか。某有名メーカーのブランド商品である。
それから、その前に購入した炊飯器のことを思い出した。確か娘が高三の大学受験の頃、平成20年の1月だったことをよく憶えている。急に炊けなくなったので、その日定時で仕事を切り上げて家電量販店へ行ったのだった。それから9年近く使ったが故障。修理に出そうとしたが、量販店の店員が言うには「修理に回しただけで、直る直らないは別にして費用が発生します。どうしますか?」と。それならば仕方がないと買い換えた。このやりとりはよく憶えている。
そしてさらに今回の買い換え。使用年数は1年以上縮まった。家電製品の寿命は確実に短くなっている。高齢化社会の人間とは正反対である。今何かと話題になっている半導体を使ったマイコン関係の部品がいつまでもつか。これが関係している場合が多い。故障した際には部品交換して修理するという選択肢も少なくなってきている。家電製品の短命化、使い捨ては、日々進化するパソコンの買い換えのようになっていくのかもしれない。昭和の頃だったら、費用がかかっても修理に回して何とか延命させたものだった。炊飯器の場合、修理期間中は代わりのものを無償で貸してくれた量販店があった。それが懐かしい想い出として今も残っている。
さて買い換えた新しい商品は、量販店のオリジナルブランドのもので、メーカー品のものと比べて半値近い価格である。私は物にはあまり執着しない、こだわりを持たない性格なので、高性能、高品質、高価なものにはさほど興味がない。これで充分満足である。さしずめ5、6年使えればいいかと覚悟している。
以上、独居高齢者の炊飯器買い換え騒動の顚末を披露した次第である。
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