「みぶスリーアップ川柳会」(朝明第11号から)
朝明第11号(栃木県文芸家協会/2023年1月1日発行)特集[安らぎー小さな集まりー]
「みぶスリーアップ川柳会」 三上 博史
私の川柳キャリアも30年近くになった。以前から初心者への指導をしてみたいという気持ちがあった。それは二つの理由からである。
まず教えることは学ぶこと、学ぶこと...【続きを読む】
「平成二九年九月九日土曜日の昼下がり」(朝明第10号から)
朝明第10号(栃木県文芸家協会発行/2022年1月1日)特集[ときめいた時]
「平成二九年九月九日土曜日の昼下がり」 三上 博史
もう三年以上前の話しだが、その日は九月に入ったというのにまだまだ暑かったことを憶えている。最高気温は間違いなく三〇度を超えていた。お昼を食べて、いつものように...【続きを読む】
まだやる気が起こらない
前々回の畳ショックからの続きである。
掲載した画像にあるとおり、入力した自作をプリントするとA4判サイズで99枚になった。これを元にした絞り込み作業を始めるあたって、掲載する句数をどれくらいにするか今のところ目ぼしがついていない。句集の総ページ数や1ぺージあたりの掲載数も考えなくてはいけないが、...【続きを読む】
懐中リモコン
我が家にある録画機能付きDVDプレーヤーのリモコンの具合がよくない。アナログ放送が終了して本格的な地上デジタル放送が始まる平成22年頃、テレビと一緒に家電量販店で購入したものだった。型落ちの少し古い商品だったのでかなり安かった記憶がある。
このリモコンの調子が悪くなったのは数年ほど前のことだった...【続きを読む】
畳が虫に食われる
昨年7月24日のブログ「道のりは長い」で、句集上梓のために今まで捨てずに保存してきたすべての柳誌を引っ張り出してきたことを書き記した。そして11月9日のブログ「秋の愁いと憂い 」で、いよいよ編集のために自作の入力作業が始まったことを報告した。
梅雨がまだ明けぬ7月初旬に、2穴パンチしてまとめてい...【続きを読む】
童話「とび箱がとべてこんなに青い空」(4-4)
いよいよぼくの番が近づいてきた。えーい、やけっぱち。そうかくごを決めていたら、先生がぼくのところへやって来てこう言った。
「とび箱をとぼうとしないで、とび箱におしりをのせようと走って行ってごらん。いいね。むりしちゃだめだよ。走って両手をついたら、おしりをとび箱にのせるんだ」
そう言われても、ぼく...【続きを読む】
童話「とび箱がとべてこんなに青い空」(4-3)
学校へ行くと、午前中の授業の時から雨は上がっていた。天気予報が当たった。というよりお姉ちゃんの言ったとおりであった。
給食になると、天気もよくなってきたので、先生は体育の授業参観にやる気まんまんという顔を見せていた。ぼくと言えば、いよいよあきらめないといけないのかという気持ちになり、せっかくの給...【続きを読む】
童話「とび箱がとべてこんなに青い空」(4-2)
ついに来てしまった授業参観の日の朝、ぼくの味方になったような雨がまだ降り続いていた。目が覚めてそれを知った時、ベッドの中でひとりほっとした。このまま降り続いてくれれば、午後の授業参観は、国語にへんこうされる。ママの前で、とび箱のとべないぼくを見せることはなくなる。そう考えると、少し変な勇気がわいて...【続きを読む】
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