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第10回 東北川柳文学大賞 「分母は海」を恵美子さんに送っていただきました。

この文学大賞は、(あの大震災をこえて)東北川柳の発展・力強さを発信することを目的としたもの。
その記念すべき十年目の節目の年に恵美子さんが受賞された。

 

 

 

 

 

 

 

 

第10回 東北川柳文学大賞受賞作品

 薄明り
走り梅雨ひとりっきりの小舟曳く
何人を忘れただろう稲荷ずし
カランと氷 追憶はいつも雨
遠雷や水蜜桃は食べ頃に
泣いてない少し散っているだけです
豆を煮る夕映えいちまいを入れて
会者定離フトンはいつも柔らかい
金平糖になり損なった薄明り
引き潮が劇場になる一ページ
流灯や赤い鬼火青いほおずき

この句集には、第一章に「霧を置く」二百四十句、第二章に「星になった君へ」五十句が収められている。
「どちらも私の心の叫びです」と そのあとがきに記してある。

恵美子さん 大阪ではどうもでした。約束通りありがとうございました。

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