第44回、川マガ東京句会は昨日無事終了しました。
出席23名、投句9名。計32名のご参加でした。
32句の句評会は噛み応えたっぷり。
テープが1時間40分ほどありますので、まとめはまだ先になります。
今回から、評価3句、疑問点等があるもの3句、という仕分けではなく、
評価3句、疑問点のあるもの3句、しかし、疑問点のある作品が無ければ、時点として数句。
という形に少し幅を設けました。
また、票を入れた方々のお話の後で、作者にコメントを求めますが、それに対しても自由にご意見を頂けるようにしました。
最も評価を集めたのは、
カルテ読む医者の眉間にある命 桃葉
下五の「命」という表現に評価が集まりました。
課題吟は「牙」表現自由です。
今回は、自由吟の数が多いので、参加者の中から選考者を選ばず、世話人が選考をさせて頂きました。
選出数を少しフレキシブルにいたしました。
23秀、特選3句です。
特選作品は
課題吟「牙」 松橋帆波選
術中にはまり溶けてく俺の牙 順風
身体より大きな牙を持て余す 耕平
ドラキュラが嘆く息子の草食化 団扇
軸 蚊じゃないな妻の乳房に牙の跡 帆波
そして五分間吟は団扇さんの選で「あこがれ」です。
五分間吟「あこがれ」植竹団扇選
空を飛ぶ夢を今でも持ち続け 倫也
シューウィンドウじっと見ていたカツカレー 正
校歌もう諳んじている志望校 芳夫
でした。五分間吟の選考中にサロンを行ないました。
七・五・五や八・九、九・八音の作品、句跨りについて質問があり、皆様のご意見を拝聴いたしました。
明らかな拍としての七五調と、かすかな拍を有する、五・七・五形態を内在した八・九、九・八音の作品と、そうでないものの違和感の差などをお話しましたが、時間的なこともあり、宿題として今後考えて行くことといたしました。
川柳の「川柳性」というものが、形態としての定型によってのみ担保されていると見るのか、
まず着想に「川柳性」が有り、その上で定型という修辞によって補強されていると見るのか、
少し時間を掛けて考えて行きたいと思います。
次回は3月14日(日)駒込学園にて。
課題吟は「割り算」表現自由3句詠でございます。
サロンのことも含めて、実験的・冒険的な自由吟作品を期待しております。 帆波
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