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去る17日(火)定例の句会を開催した。出席者9名。
5月4日の新生大阪駅オープンにより賑やかな梅田となって
おりますが、ここ中之島は閑静な雰囲気を漂わせていました。

まず、宿題「野次馬」の入選句は以下の通り。
・対岸で火の粉かぶっているカメラ
・野次馬も逃げる原発の秘密基地
・事件簿にむらがっているカメラアイ
・人集り暇はないのに血が騒ぐ
・なんだなんだ手の鳴る方へついていく
・外野席のああでもないこうでもない
・ス―パのちらし野次馬よく釣れる
・野次馬が騒いで雨は本降りに(特選)
・托卵の子へ野次馬のような親
・黒山をぶんぶん散らすハエ叩き
・床の間の野次馬首をすくめてる
・じゃじゃ馬の手のひらで転がっている
   (野次馬の題にはどうかなとの疑問有り)
・夏草茫々野次馬連帯感(特選)

ついで、席題「さっぱり」については次の結果。
・さっぱりわからないナマコの反抗期
・逆噴射してしがらみを振り落とす
・断捨離完了みどりに浸り切る(特選)
・美容室出たら活歩の五月風
・髭剃ってきたのに誰も振り向かず
・夏うぐいすに誘われ万緑に浸る(特選)

句評会での主な提出句とひとくちコメント
・薫風が安全の釘ぬいていく      ブラックユーモア
・半音を上げて歌おうこんな時だから  明るい
・あり余る音はさっさと浅漬けに    ミステリー
・ぽっと出た風評三百六十度      まるまる風評
・檻があるから大きく吠えてやる    おもしろい

サロンでは「定型」と「時事吟」について議論した。
  ・ほんとうは泳げるんです豆腐(五七三)
  ・何も言わず一緒に雨に濡れてやる(六七五)
 と喜八郎さんの好きな句が紹介された(作者;海掘酔月)
 違和感の無さに皆納得。何事も「絶対」はないので、大いに
 殻を破って挑戦してゆきたいとの事。

「時事吟」については、川柳での重要な地位を占めており、
淡々と静かに詠む、信念にもとづいた大胆さ、逆説的、直栽的、
ブラックユーモア、着想のユニークさなどで句作りを!との代表
のコメント、激励があり有意義な句会となった。

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