去る20日頭記句会を実施した。
参加者;嶋澤喜八郎大兵世話人 事務局;松岡恭子
オカダキキ、石橋未知、居谷真理子、小川佳恵、河村啓子、小池桔理子、古今堂
蕉子、たむらあきこ、松本あや子、森井克子、八木侑子
上嶋幸雀、上山堅坊、早泉早人 以上15名+1名
場所;大阪中央公会堂
「席題」印象吟 {園児が魔法の杖と言う巻紙を触って)
八木侑子共選
(秀句)
・卒業証書丸めて未来を覗きみる 堅坊
・和紙でくるめば地球に平和やってくる 幸雀
・自己暴露すこしあなたを巻き付けて あきこ
(特選)
・テープをはがすと赤裸裸な残骸 早人
早泉早人共選
(秀句)
・春うらら鬼もうっかり杖落す あや子
・冬晴れの天から降ってくる呪文 喜八郎
・まっさらも足して巻かねば明日がこぬ あきこ
(特選)
・一吹きで竜巻作るという童児 蕉子
「宿題」 {跨ぐ}
たむらあきこ共選
(秀句)
・国境をそしらぬ振りでまたぐ虹 侑子
・梅一輪冬を跨いでぽっと咲く あや子
・黒猫がひょいと跨いだ去年今年 真理子
(特選)
・ひょいと跨ぐそこに小川があるからだ 喜八郎
嶋澤喜八郎共選
(秀句)
・謀判と枕を跨いでいった風 啓子
・無理難題ひょいと跨いで砂かける 桔理子
・黒猫がひょいと跨いだ去年今年 真理子
(特選)
・残像をまたぐわたしの中の雨 あきこ
「句評会」司会・喜八郎
・思春期の首は斜めについている(9点) 桔理子
反抗期をうまく突いていて納得できると票を集めた。完璧との評価もあった。逆に
首は真っ直ぐにつくのではとの反論もあってしばし論戦になった。
・どうなるのかと水になってみる(8点) 啓子
破調(15文字)なれど、おもしろい、ユニーク、考えさせられるなどで高評価
どうなるのかしらと水になってみる で17文字になるのだが?筆者の独り言。
・そのことに触れずりんごを剥いている(8点) 喜八郎
夫婦間とか友人間とか恋人同士とかいろんな場面が想像されるが多そうなのは
病室でしょうか? 喜八郎さんの句にしてはよくある平凡な句と場が沸いた。
・爪痕のやがてを隠し海は凪ぐ(7点) 未知
拉致、津浪などを想定して採られたようだ。うまい作り方の一方、ちょっと固いと
との辛口もあった。
・「だから」を摘むと若芽が少し伸びました(6点) 佳恵
思わせぶりな表現に乗せられたようだ。「しかし」「ゆえに」「よって」「けれ
ど」などいろいろな接続詞がある。「 」の表示に賛否両論の議論があった。
以下は省略します。
「サロン」
本句会も9年目に入り節目の101回目となった。引き続き現体制で次の100回を
目指す事になった。(マンネリは否めないが!)
100回突破記念を新年会とかねて飲み会を開催した(参加;11名) 和気あいあいの
うちに散会となった。
「跨ぐ」で ・中東の国境跨ぐ向こう見ず(筆者:没句)を持ち帰ったら、その夜の
ニュースで拉致が報道されていたのには苦笑させられた。
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