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今年は、例年になく雪の日が多い年でした。

今日も湿った春の雪が朝方から降っていて、外は白一色です。

さて、北京オリンピックも恙なく?閉会式を迎え、それと呼応するようにウクライナ情勢が緊迫してきました。

折角の平和の祭典も大国の論理には勝てないのかと憤るばかり、何とか戦争という事態だけは避けて欲しいと願っています。

 

是がまあつひの栖か雪五尺 一茶

(写真は信濃町の一茶記念館のHPより拝借しました。)

婆ちゃんの昔語りや雪五尺(文庫)

 

第139回 川柳マガジンクラブ仙台句会

開 催 日   令和4年2月19日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者   橋爪志津代さん、木立時雨さん、

竹井十塩さん、佐藤岩嬉さん、島文庫 の5名

 

第1部 「 句 評 会 」

定例の句評会からの報告です。

〇老人の演技して待つ優先席  時雨

■句評/ワクチン?電車の優先席!それなら杖は絶好のアイテムですよ(笑)おじいちゃん、あのお姉ちゃんどこか悪いの?と孫、うん、きっと頭じゃないか?とおじいちゃん。演技よりは、芝居の方が下世話でいいのでは?「まだ、優先席へ座るのに抵抗がありますが、どっと疲れている時などは腰掛けたくなります。ワクチン接種券でもね、(時雨)」

○自らの影を正して朝散歩  十塩

■句評/影を見て歩く姿勢を正す、意味深ですね。一人称の句に(自らの)は、不要なのでは?朝にする必然性は?朝から居住まいを正すということかも。いずれ、姿勢は大事ですよ。「背中を丸め前屈みで歩く姿勢が悪いと妻に指摘され、朝の散歩は、いちいち影を見ながらするようにしています。ですから、そのままの句です。(十塩)」

○電卓で動くIOCの舵  文庫

■句評/オリンピックの商業化は昨日今日の話ではないよね。最近のバッハの態度が見え見えで余計に腹立たしい。いっそギリシャに返して分担金を払うというのも一方法だね。「句意はご推察の通りです。当初、上5を算盤としたんですが、あえて今風に電卓としました。算盤と直接的表現の方がよかったですね。(文庫)」

○赤ペンには丸専用と書いておく  岩嬉 

■句評/先生の優しさが伝わってきます。どっかのCMに赤ペン先生というコピーがあったけど、添削が赤字なのかな?そういえば、誤答は×でなく✓だったかも?(には)と入れて上6にしたのも効果的。「子は、褒めて育てる。赤鉛筆も褒める時にこそ使うべし。実は、丸専用と書いてある市販の赤鉛筆があるのです。(岩嬉)」

○棋士ならい数独にらむ三十分  志津代 

■句評/数独って何?ナンバークロスワードパズルと言って、数字を使ったクロスワードパズルのことですよ。ナンクロとも呼ぶみたいですね。なるほど、9×9のマス目だから棋士なんだ。世間の常識を知らないと川柳の評も恐れ多くてできませんね。勉強、勉強!「脳トレの一環で最近、これに嵌まっています。でも、30分もするとくたびれてギブアップしてしまいますが。(志津代)」

 

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今月の学び

一人称の川柳に、自分を指す名詞は、

特に必用性がある時以外は、ムダ。

 

 

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第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

◎宿題『待ち焦がれる』  島 文庫 選

  発表へ大きなマルのカレンダー  岩嬉

  金婚へ延期済みです銀婚は  時雨

  一寸先見えずに終わる樹氷ツアー  志津代

  逢えぬまま先だった親天で待つ  十塩  

■秀句

  ビビビッと来るのを待ってはやアラフォー  志津代

  待ってても利子が付かない旅行券  時雨

  二年越し待ちに待ってる孫帰省  十塩

■特選

 仲裁の出番待ち待ち睨み合う  岩嬉

軸吟  待望のモルヌピラビル孫を抱き

◎宿題『自由吟』 橋爪志津代 選

  お土産を裏から買いに走る妻  時雨

  手術終えレンズが映す虚の世界  十塩

  今日もまた妻に寝癖を見つめられ  時雨

  大皿の釣果をアテの上機嫌  岩嬉

■秀句

  水炊きの夜ピーちゃんが居なくなる  文庫

  いたずらにミサイル好きな若大将  十塩

  ベビーカーもでんと一台分を占め  岩嬉

■特選

  安倍マスク元い給食用マスク  文庫  

軸吟 感謝され恨まれて女神疲れ気味

 

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第3部 「 サロン 」

 今回のフリートークは、川柳の今日的な作風について話しました。作品の文学性に固執するあまり、選句の傾向が硬直化しているのではないか?例えば、風刺が効いた時事吟やクスッと笑えるユーモア吟が軽くあしらわれ、幸い抜かれても佳作止まりだったりする。

江戸古川柳の滑稽さや風刺を否定し、詩歌としての文芸性を標榜した明治以降の川柳の流れが、今日まで脈々と続いていることが、現在の川柳界の高齢化や閉塞感の原因ではないだろうか?もっと、議論を深めるべきである。

ともあれ、我々は、それぞれがその作風を磨き、個性を確立することが先決という結論に・・・・。

 

2月の句会風景

 

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 令和4年3月の句会開催予定

開催日時   令和4年3月19日(土) 午後1時から

開催場所   仙台市荒町市民センター 第1会議室

宿  題   「にんまり」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句を

ウエブ申込みの際、ご提出下さい。

 

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令和4年4月の句会開催予定

開催日時   令和4年4月16日(土) 午後1時から

開催場所   仙台市荒町市民センター 第1会議室

宿   題   「器(字結可)」 「自由吟」 の各2句

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

 ↓

見学は無料、未経験の方でもОKです!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入のうえ、お申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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