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touji

台湾川柳会、台北俳句会の同人で日台連句 歌仙・東寺の巻、半年もかかってやっと満尾になりました。なぜ半年も?!、うち三箇月ぐらいは小生が放置したから….^_^;

そんなことになっても、根気よく待ってくれた捌きの磯田先生、連衆の皆様に深く感謝いたします。東寺の巻、どうかご覧ください。

 

日台連句~歌仙・東寺の巻       捌き:楊硯涯(磯田一雄)

連衆:鳥羽田重直、杜青春、イスタダ・アリーマン、村田倫也

 

発 句 秋うらら鳶の輪高き東寺かな      硯涯  秋

脇     懸崖の菊でんと置かれて      重直  秋

第 三 飛行機で見下ろすあれは鰯雲      青春  秋

第 四   飛び石を踏む神の旅立ち       イスタダ  秋

五句目 月光が二人の影を長くする       倫也   

六句目   明日は団地の家に帰らむ      硯涯  雑  

七句目 ともかくも酒と肴があれば良し     重直   

八句目   四股五股忙殺さなか        青春     

九句目 一面の時雨の暖簾潜る鳥        イスタダ 冬

十句目   師走の町をさ迷っている       倫也  冬   

11句目 甲羅経て年金暮らしも堂に入り     硯涯  雑

12句目   国と県とが提訴中とか       重直  雑

13句目 それよりもスターウオーズのクリスマス 青春  冬

14句目         春三日月に向かふ飛行機      イスタダ 春 月 

15句目 ピカピカの新入生のランドセル     倫也  春

16句目   手すきに済ます里の屋根替え    硯涯  春

17句目 渦中の人つぎつぎ変る花見酒              重直  春 花

18句目   爆買いの側子供はスマホ        青春      雑     

19句目 駄菓子屋の午後の留守番扇風機          イスタダ 夏 

20句目   屋根越しに見る花火大会      倫也  夏

21句目 温泉の余興行事は短くて        硯涯  雑  

22句目       震災五年何も変らず        重直  雑

23句目 待ち惚けでもマドンナのライブ聞く   青春  雑 

24句目   寝酒に酔えばイビキも歌に    イスタダ 冬

25句目 雪達磨消えて昭和も遠くなる      倫也     冬  

26句目   朝から晩までスマホばつかり    硯涯  雑

27句目 教室はただいま論語講義中       重直  雑

28句目    結石なのか腫瘍なのか        青春  雑

29句目 酒断(さかだち)の指を咥える月の宴  イスタダ 秋 月

30句目     銀杏踏みつけすってんころりん   倫也  秋   

31句目 見上げれば南へ向かう国慶鳥       硯涯  秋

32句目   定年の日の今日は浅草        重直  雑

33句目 明日から五輪に向けてバタフライ     青春  雑

34句目   春の空切る紙の飛行機       イスタダ 春 

35句目 飛鳥山花は見ごろの日本晴        硯涯  春 花  

挙句    人人人の蓬摘む野辺          重直 

(二〇一五年十二月一日起首・二〇一六年五月三〇日満尾



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日台連句~歌仙・東寺の巻”にコメントをどうぞ

  1. 野村 賢悟 on 2016年6月29日 at 8:15 PM :

    ブログ初めてのぞかせていただきました。連句にしても、詩吟にしても、日本人より日本人らしい、雅趣、恐れ入ります。そういえば、30数年前、台湾旅行した時のガイドさんが1933年生まれで、日本の国民学校を卒業されていて、日本人よりもきれいな日本語を使っておられたのをおもいだしました。

    • 杜青春 on 2016年7月3日 at 11:49 PM :

      賢悟様
      わざわざ小生のブログにコメントしてくださり、ありがとうございます
      連句は野田川柳会の松澤龍一様に誘いを受けて始めましたが、最近は台北俳句会の磯田一雄様の掛け声で日台連句を作っております。
      詩吟の方は、川柳会に入る前に約15年続いております。最近、川柳に走っておりますので、詩吟の師匠がちょっとやきもきしております…..

  2. 太田 紀伊子 太田 紀伊子 on 2016年6月30日 at 6:33 AM :

    杜青春さま
    連句35句を半年かけて巻いて下さりすごいですね。日本語がきれいですね。感動・・・。
     発句 秋うらら鳶の輪高き東寺かな
    第 三 飛行機で見下ろすあれは鰯雲      青春  秋
    第 四   飛び石を踏む神の旅立ち     イスタダ  秋
    発句が俳句になり、三句めあたりから川柳になったという 歴史がわかります。ありがとうございました。益々のご発展を祈念します。   

  3. 杜青春 on 2016年7月3日 at 11:51 PM :

    太田紀伊子さま
    連句の仲間から「暴れ過ぎ」と誉めてくれております….
    また宜しくお願い致します

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