「すいません」
先日、ある川柳コンクールの応募作品を審査していたら、下五に「すいません」という言葉を入れた句に出くわした。作品の評価とはまったく関係なく、この言葉から中学時代に担任の先生から注意されたことを何十年か振りで急に思い出してしまった。
朧げな記憶であるが、中学3年の時にクラス仲間とつまらぬ理由でエスケ...【続きを読む】
嫌いな川柳について
公園デビューという言葉がある。ネットで調べると1990年代の半ば頃からマスコミで使われ始めたようである。その後ワーキングマザーが当たり前になってきて、今では死語に近い言葉になっている、とも説明されていた。
この言葉が流行り出した当時、川柳にも結構これについて詠まれたものが多くあった。私が所属して...【続きを読む】
河岸段丘について
昨年の10月18日のブログで「サイクリングブギ | 三上博史ブログ (shinyokan.jp)」、「道は曲がっている | 三上博史ブログ (shinyokan.jp)」というのを書いたが、今も昼寝をした午後などに自転車のペダルを漕いでそこら辺りの田舎道を走り回っている。
夏場の猛暑日などは、散...【続きを読む】
真夜中のラーメン屋
学生時代を過ごした50年近く前の東京赤羽の話題であるが、日々深夜あるいは明け方近くまで起きていた下宿生活をしていて、一緒に住んでいた仲間とよく真夜中のラーメン屋へ行ったものだった。いくつかの行きつけの店があったが、午後に夫婦で自宅から店舗に来て夕方5時頃に開店し、翌日の明け方まで営業しているD(中...【続きを読む】
中三の夏の終わりに
中三の夏休み、8月の終わりの頃に模擬テストがあった。久しぶりの登校である。暑い最中にわざわざテストを受けに学校へ出てくる。3年5組の教室の中はイマイチ元気がない。
3学年の生徒は、7月末から8月早々には部活をほとんどが引退している。みんな何もない夏休みを過ごしていた。遊びに行くとすれば、学校のプ...【続きを読む】
AI裁判
NHKスペシャルで「AIに聞いてみた どうすんのよ!」という番組が偶に放映されている。毎回、膨大なデータをもとに、いろいろな社会問題の解決への糸口・ヒントをAI(人工知能)を使って探る内容で結構おもしろい。
データサイエンスという言葉があるが、何事も膨大なデータ(ビッグデータ)をもとにして議論が...【続きを読む】
ファスト社会の到来
ファストフードという言葉が生まれてから久しくなるが、ファスト映画というのが最近話題になっている。
1日は24時間しかない。この限られた時間の中で情報とスマートに付き合わなければならないとすれば、何でも「ファスト化」すれば便利な世の中になる。実際には、映画のみならず音楽の世界もファスト化され、長い...【続きを読む】
川柳研究会「鬼怒の芽」第300号別冊 エッセイ特集から
川柳研究会「鬼怒の芽」が第300号発行の節目を迎えた。50号単位でエッセイ特集の別冊を綴ってきた。今回の別冊に載せた拙文を転載したい(原文は縦書き)。
平成九年と令和四年そして二五年後
川柳研究会「鬼怒の芽」は平成九年に始まった。当時私は四一歳。娘は確か小学校二年生だった。私...【続きを読む】
新聞との付き合い
私は、日々新聞(朝刊)を読まないと気が済まないタイプである。それはいつ頃から始まったのだろうか。小学校の時か中学生になってからか。
大学生になり、東京の上石神井での下宿生活が始まると、最初の頃はテレビがなかった。新聞も読んでなかった。テレビは高価でとても買うことは出来ないが、新聞だけはどうしても...【続きを読む】
パソコンを買い換える
先日、6年以上使っていたパソコンを買い換えた。前のものはかなりレスポンスが悪くなっていたからである。
電源を入れてすぐに起動しないので、毎朝使う際は、電源を入れてから歯磨きをしていた。夜の風呂上りに使う際は、柔軟体操などをしていた。そうしながらようやく画面がたちがるのを待っていたのである。しかし...【続きを読む】
偉人伝・伝記文学
大した読書遍歴ではないが、小学校の高学年の頃、学校の図書室で盛んに偉人伝・伝記文学と呼ばれるものを借りて読んでいた記憶が残っている。
シリーズとして書棚のコーナーにあり、日本人なら近代の政治家や実業家、幕末の志士、西洋人ならキリストやマホメットなどの宗教関係やエジソンなどの発明家など、歴史に残る...【続きを読む】
少しずつ人生へ開き直っていく
私と同世代の文芸仲間のことについて話しをしたい。その方は40歳近くになる息子さんがおられる。息子さんは既に子供のいる所帯を持っているが、どうもサラリーマンを辞めて転職するらしい。奥さんといろいろ話し合ってそれを決めたようだが、その報告を文芸を趣味にしている父親に電話してきた。
既に仕事をリタイア...【続きを読む】
現代川柳リテラシーの葛藤について
学校の国語の教科書に出てくる著名俳人の作品は、基本的には伝統的なスタイルのものがほとんどであろう。有季定型で切れ字を使い、文語体の旧仮名遣いの表現になっている。
テレビの俳句番組では、伝統俳句を詠む指導者がタレントなどの初心者に対して、これらの基本をしっかり身に付けるよう繰り返し教えている。そし...【続きを読む】
戦争の犯罪と犯罪の戦争
ロシアのウクライナ侵攻で、戦争犯罪のことが話題に上がっている。いろいろなことが報道されているが、戦争犯罪とは何だろうと改めて考えてみたくなった。映画にもなった東京裁判のことを思い出したり、その後の各地で行われた紛争などにおいても発覚した犯罪のことを思い浮かべたりもした。
戦争には戦争犯罪が付き物...【続きを読む】
「夏雲川柳テラス」について
私が会員になっている大阪の吟社「川柳文学コロキュウム」が来年の第100号を持って終刊となる。20年近くのお付き合いになる同誌と同じく大阪の「川柳展望」、そして地元の川柳研究会「鬼怒の芽」が、30年近くになる私の川柳人生における三つの柱となっていた。その一つがなくなる。鼎の3本の足が2本になると立っ...【続きを読む】
粗大ゴミとしての死に方ついて
昭和60年前後の頃のかなり古い話しであるが、長く法曹界で検事として働いていた方ががんで亡くなった。その奥さんが看病しながら闘病の手記をまとめていて、ある雑誌に載せていた。
掲載された文章についての記憶はかなり曖昧になってしまったが、検事という職業柄か、その方は淡々とがんと向き合い、最期まで冷静だ...【続きを読む】
うどんみたいな手打ちそば
私の母は70歳過ぎまで手打ちそばを作っていた。2、3か月に1回ぐらいだったか、気が向いた時に打っていたような記憶がある。そばを打つのはいつも日曜日。午後3時ごろからそば粉をお湯で捏ねていき、少し休んでから切り始める。つなぎは使わない。だからきれいに細長く切れない。うどんのような、あるいはそれ以上の...【続きを読む】
ブリキの鉄人28号
小学生の頃は、鉄人28号と鉄腕アトムがテレビアニメでは人気だった。もちろん私も毎週必ず視聴した。
鉄人28号は確か日曜の夜8時からの放映だった。翌日は学校があるというのにそんな遅い時間帯で子供向けアニメを観させるとは教育上よろしくない、そういう声も上がっていた。それで放送時刻が繰り上がったような...【続きを読む】
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