内弁慶について
子供の頃、親(特に母親)から、お前は内弁慶だとよく言われていた。それは私が気難しくてわがままで好き嫌いが激しかったからである。要するに、親に世話を焼かせてばかりの面倒くさい息子だった。
それでも昔の躾けは厳しいところがあったので、駄々をこねたからといって、自分の思うとおりにはさせてくれない。だか...【続きを読む】
正論と曲論
中学生の頃だったと思うが、国語の授業で正論と曲論をテーマにしたものを学んだ。今でも憶えていることは、教科書に載っていた3つの事例(これらの他にも書かれていたものがあったかもしれない)の曲論である。かなり記憶が曖昧になってきたが、一応以下に紹介してみる。
ベストセラーになった本は良書であるというの...【続きを読む】
豆腐の角について
小学校高学年の頃、担任の先生が何か事が起きて生徒を注意する際に「豆腐の角(かど)に頭をぶつけて死んでしまえ」と、冗談めかしてよく言っていた。何度指導しても駄目な生徒に対して呆れ返ってしまった場合によく発するのがこれの台詞だった。さすがに面前で馬鹿野郎などとストレートなものの言い方はできないので、こ...【続きを読む】
七色と七味の唐辛子
香辛料の唐辛子は、関東では七色唐辛子と呼ぶのが普通だった。略して七色と言えばこれをさしていた。これは子供の頃の記憶にはっきり残っている。私の父親はそう呼んでいろいろな料理に振りかけていた。
今では七味唐辛子の呼び方の方が一般的になってきているようである。七味から派生した一味の唐辛子もよく使われて...【続きを読む】
本屋とレコード店
私が生まれ育った町には、かつてそれなりに賑わっていた商店街が一応は存在していた。歳末商戦とか福引セールとかがあって、活気に満ちていた風景が脳裡に残っている。今は見る影もない。
当時の商店街には本屋とレコード店がなかった。本とレコードを買おうとするなら、隣り町の栃木市や宇都宮まで出掛けなければなら...【続きを読む】
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