「一升瓶と缶ビール」-居酒屋文化フォーラム会報11号(2025年9月)から-
一升瓶と缶ビール
川柳作家 三上 博史
私の父親は酒に弱かった。ほとんど飲めなかった。それでも若い頃は少しだけ晩酌していた...【続きを読む】
「独り身ということ」(朝明第14号から)
朝明第14号(栃木県文芸家協会/2026年1月1日発行)特集[密かなぜいたく]
「独り身ということ」 三上 博史
私のように60歳で定年退職して雇用延長や再就職もせず、働くことを拒否する者は少数派だろう。公的年金が受給される65歳になるまで、そのつなぎに失業保険や個人の年金で日々の生活を...【続きを読む】
尾行
若い時分に私服の警察官に尾行された経験がある。これは決して私の思い込みや思い過ごしではない。万引きするのではないかと間違いなく疑われて後を付けてきたのである。
大学5年生の時に一人で都内の大型書店(日本最大級)へ行ったことがあった。最寄駅を降りてその店の中へ入ろうとした際に、少し離れて何か後ろに...【続きを読む】
金銭感覚・経済認識-奢り奢られ、持ちつ持たれつ-
私はルーズな性格である。若い時分、あまりのいい加減さに友達から注意を受けたことが何度もある。それでもなかなか懲りていない。何につけ調子がいいところもあった。
人との付き合いがそんなものだと、自分自身のことについても適当なところ、面倒くさがり屋の面があった。これでいろいろと経済的に損したことがある...【続きを読む】
差し向かいで飲む話題
サシ飲みという言葉がある。若者の流行語から来ているのだろう。流行ではなくすっかり世の中に定着している感じである。思えば、うん十年前の私も偶にサシ飲みをしていたことを思い出す。ただし、男女の恋愛相談などではなく男同士の場合がほとんどだったが…。
先日、昔の同僚と飲む機会があった。同僚でありマラソン...【続きを読む】
タッチパネルで2度しくじる
駅のタッチパネルで特急券を購入する際、2回連続してしくじってしまった。
1回目は10月に大阪万博へ行った時である。東京の北千住駅で当日のこれから乗る行きの分と2日後の帰りの分の乗車券(往復)と新幹線のぞみの特急券(往復)を買った。何度もやっているのでスイスイとパネルを押して次画面に進んでいく。
...【続きを読む】
ラーメン食べ歩き
大学5年生の時(卒論だけを残して自主留年していた)、かなりの時間的余裕があったので、ラーメンの食べ歩き(自転車も持っていなかったのでほんとに自分の脚で歩いていた)みたいなことをしていた時期があった。東京の赤羽に下宿していて、お昼時に街歩きしながら適当な店を選んでは暖簾を潜っていた。
当時のラーメ...【続きを読む】
AI川柳について
2023年6月27日に「第二の『第二芸術論』について-生成AIの時代を迎えて-」を書いたが、その後の生成AIの進化には目を瞠るものがある。その研究開発に世界的な規模で何兆円、何十兆円が注ぎ込まれているのだから、ある意味では充分予想されることだったのかもしれないが、短詩型文芸のジャンルでは、AI川柳...【続きを読む】
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