毎月1回、文芸仲間との飲み会が宇都宮である。午後3時に集まって、持ち寄った自作(小説・随筆・詩・俳句・川柳など)を1人ずつ発表して2時間ほど合評する。その後は場所を移しての飲み会である。最近は数名程度に減ってしまった。
数か月前、飲み会の方で問題が発生した。いきつけの居酒屋が閉店となってしまったのである。実は以前にもこういう事態を経験している。店じまいは2回目である。いずれも大手居酒屋チェーンが経営する店だったが、宇都宮も賑わいの中心が少しずつ移動していって、その影響で閉店となる店がいくつも出てきている訳である。
居酒屋チェーンの飲み屋は値段も安いが、明朗会計である。必ず飲んで食べた明細の印字されたレシートを帰り際に渡してくれる。私はいつも幹事の役目を仰せつかり、割り勘にした飲み代を徴収している。どんなものを食べてどれくらい飲んだのか、たまに明細を見てチェックすることもある。
さて行きつけの居酒屋がなくなり、通りを歩いて目にした適当な店に入って飲むことにしたのだが、チェーン店ではないので支払いの際に明細が出てこない。これが実にもの足りない。飲み物もつまみもチェーン店よりは割高である。これは仕方がないとしても、いざ勘定となると結構な金額を請求され、割り勘にすると今まで以上の額となる。以前なら明細を眺めて納得していたのだが、それがないと嫌な感じが少し残る。明細に慣れてしまっているのである。これが無いと些か疑り深くなる。昭和から平成にかけて、結構いい加減な勘定を出す寿司屋や飲み屋がたくさん存在した。その悪いイメージが今もって払拭できないのである。
日本全国、飲み屋と呼ばれるところは、面倒でもすべて請求明細を提示すべきなのではないか。まっ、半分は酒飲みの戯言(たわごと)ではあるが…。
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